Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『街の上で』

2021-12-17 21:07:13 | 映画,DVD,ビデオ













you tubeで絶賛している人がいたので、下北沢まで遠征して見に行った。

主人公荒川青は27歳で古着屋の店員?店主?
店番中も本を開いて読んでいる。スマートフォンは持っているようだが、紙の本を読む人。

荒川の店は下北沢にあり、彼の住まいも下北沢のようだ。彼は、ラーメン屋、古本屋、バー、劇場など下北沢にある店、施設などを利用して生活しているようだ。それらの場所で顔も名前も知られている存在という事だ。

女性が寄ってくるようで、彼女がいたり別れたり。

自分の事を初対面の人にやたらと話す警察官がいたり、古着屋の中でけんかをはじめる男女がいたり、荒川の分まで他人にタバコをもらってくれる初対面の女性がいたり。。。

時々事件が起こるものの、ほぼ平凡な日常が描かれていたと思う。

古本屋の主人が最近亡くなった。留守電になるとまだ彼の声が流れる。

昔の恋人が有名な俳優と付き合ったかと思ったら、戻ってきたいと言ってきたり。

俳優の役は成田凌だった。身長でかかった。

この映画を絶賛していた人はなぜ絶賛していたのか?

地味な日常こそが大事で、平凡に生きられる事が本当にありがたい事なんだ、そういう事が描かれていると思ったからだと思う。

僕の感想も同じ。若いって良いなあ。僕ももっと人と関わりたい、好きだ嫌いだというのも良いなあ!と思った。下北沢に住んでみたい。街にパワーを感じる。

僕が行ったこの小さな映画館は、この映画のロケ地にもなっていた。だからまだやっていたのだろう。今年の4月公開の映画なのだ。

50席弱の客席。僕を入れて9人が見ていた。
コメント