Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

『遁げろ家康』

2013-10-21 19:48:55 | 読書






今『遁げろ家康』という小説をよんでいる。家康が今川の人質だった頃から始まって、桶狭間で今川義元が討たれて独立し、織田信長との同盟のためにたびたび戦に駆り出されるところを読んでいる。

戦国時代から江戸時代にかけての歴史は、大河ドラマや歴史小説で断片的に記憶している。その中でも関ヶ原の戦いは一番面白いところだと思う。司馬遼太郎、堺屋太一の小説は読んだ。俺が強く心惹かれるのは、石田三成、島左近、大谷吉継等の負けて死んだ西軍。嫌悪感を覚えるのは、小早川秀秋、福島正則、吉川広家あたり。石田三成側に立って贔屓目に見てしまうからかもしれないが。恩に報いるとか篤い友情とか、そういう話が好きなのだ。裏切りは許せないし、頭空っぽみたいな奴も大嫌いだ。
歴史小説家はいろいろな角度から歴史を描くから、いくつか読んで自分なりの人物像を結びたいと思う。今回のは家康側から見るタイプの物だ。

先日久能山東照宮と駿府城跡に行く機会があり、しばらくぶりにまたこの時代の事を描いた本に触れたくなったのだ。日光にも来月行く予定。江戸城(皇居)なら遠くないから付近を歩いてみたい。
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