山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

久々の投稿です

2022-06-09 11:16:09 | 旅行

5月は私にとって大変苦しい時でした

命にかかわるような入院ではないのですが

否応なしに生、老病、死について

考える機会になりました

昨年古木のために半分に切られたヤマザクラの幹から

こんな若芽がでました

老いてなおこの若芽を育てる古木から

老いについて一つのヒントを得た様に思いました

古木に着生した「セッコク」 ですその昔比叡山から頂きました

日陰がに咲く花ですので

枝が亡くなってとても無理と思っていたのですがこのように立派なものです

優しく咲きますピンクのこの花からは元気が頂けます

花ことばも「私を元気付ける」「優しい笑顔」と 今の私にぴったりです

早くの梅雨入りとなりました

 

 

我が家でほったらかしの蔓バラです

あまい香りでいつもマメラ目線です

出かける朝に「私がかえるまでまっていてね」と

語りかけました

退院してみますと数輪の花弁を落としながらもまだ咲いていました

目を手術したばかりの私にはこの白さがきらきらとまぶしく感じられました

「心素直で有れば仏様の声が聞こえる」と昔聞いたことが有りました

私はこの花の前で自分は心素直であるか?こころおだやかであるか?と

自分に問うています

 

 

 

裏庭の「カルミア」が華やかに咲き始めました

蕾も花も独特な花です

「カナダシャクナゲ」との別名です

戦後アメリカから輸入されたとのことです

花ことばも華やかさそのまま大志を抱く、野心だそうす

 

 

華やかなカルミアに比べますと日陰にヒッソリト咲きます「都わすれです」

目の前で次々と花が咲いて散ってゆくのはつらいものでした

この花はその品の良さから茶花として良くつかわれます

花ことばもしばしの憩いだそうです

 

早くも「なつつばき」の季節です

花々は咲いて散って実を付けて本分を全うしています

一日花の儚さゆえに愛されて散っても愛でられて、、、、と

いまに自分の身を思っています

 

入院中の私は老いについてしっかりと考えるときでした

花々の姿からこれからの私は「余生」ではなくは「与生」 と思って

この目の前の大自然を畏敬しつつ山野草を育てながら

皆様にそれらを投稿してみて頂いて

心穏やかに素直な気持ちを忘れないで生きていくことをしっかりと考えさせられました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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