山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

疫病退散を願って

2022-01-16 06:04:15 | 旅行

年末年始に続く厳しい寒さに襲われ、ました日本列島です

十三日十四日と御覧の雪景色です

積雪およそ三十五センチです幻想的で美しい等とカメラマンがよく訪れますが

とにかくみ道を開けなくてはなりません

早朝より男性陣は雪かきでたいへんです

 

十七日は我が寺院の恒例の厄除け祈祷会です

皆様寒さとオミクロン策をしっかりとして集まって下さいました

 

不動堂に有ります慈恵大師良源様の尊像です

九八四年流行しました疫病を鎮めるために禅定に入られました

その大師のお姿はたちまち骨ばかりの夜叉の姿となって

見ていたお弟子の明普様がこの姿を見事に写し取られました

この絵を見たお大師様は即版木作らせ沢山お札を作って

開眼し各戸に配布しました

 

これが良源様のでお札角大師とも呼ばれています

やがてこのお札のあるところ疫病髪は恐れて近寄らず

見事に疫病退散の実を果たされました

以来千年余この角大師のお札は

あらゆる病気の平癒と厄難の消除に霊験あらたかと崇められています

 

 

目の前の南アルプスの雪景色が更に下って

お堂の熱気とは反対に寒い日でした

今年もまたお赤飯を沢山に蒸かしてパックに詰めてお持ち帰りです

昨年も同じようなことを言っておなじようなことをして、、、、と

思いますがお赤飯とか梅干しとか赤いものを疫病神がきらうのだそうです

何でもかんでも良いといわれることをするに越したことはありませんよね

 

厄除け白衣観音様です

雪が多くて横からうつしました

疫病は江戸時代にも何度もあって皆さん大変に苦労したようです

現在はすぐに正体を見ることが出来ますが

あの頃は神仏頼りです

甘エビのネックレスとか源為朝(強力の持ち主)の赤絵等を張ったそうです

因みにあの伊達正宗公は当時はやった疱瘡で片目を失い独眼竜となったのだそうです

いつの時代にも人類は疫病、自然災害と戦っているのですね

残念ですが昨年よりはさらに厳しい状況です、

 

南天の赤さがこの白い庭でひときわ映えて心がなごみます  

凛とした立ち姿で花の無い庭を賑わしてくれます

   山川の 氷や うすく むすぶらむ 下に木に葉ぞみえてながる     北条泰時

 

夕方にはこのような優しい雲がでて

何やら御利益が有りそうで一寸ほっとします

南アルプスの夕焼けです

 

待ちに待ったサンザスジュースです

以前に友達とこの園のわきに座って

♪あーあそーだよーサンザシーのー枝も揺れてたー♪

と大きな声でハモッタ事は今は懐かしいのです

年々尊重品になってきました

この香りと色と味ありがたいですね

そして何より美容効果を期待しておりますが、、、、、?です

 

 

この何年もお正月に帰省できない娘に

「お正月はどのようにしているの?」と言いましたら

「私の着物を娘に着せて私も着物で写真を撮りに行った」

「よいお正月だったね」と言ってなんだかほっとしました

そういえば昔はお正月三が日は母と、私と、娘と三人は必ず着物でした

そんなことが今娘に伝わっていて脈々と流れていると思ったのです

現在はどうしてこんなに毎日ただただ忙しくて風情のない日々なのでしょう?

この二年間では感染のピークをいくつも越えて

そのたびに息の詰まるtまる様な思いをしてきました

この経験がそうでない時の有難さをかみしめることが出来ます

行動の自粛の信望はまだまだ続きそうです

だからこそ生きていること今ここに有るというありがたさにきずかされます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする