山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

葉月になりました

2021-07-31 15:34:37 | 旅行

夏も本番を迎えて厳しい暑さの連続です

 

 

今年も咲きました「やまゆり」 です

この花の大きさと濃厚な香りは他花を圧倒しています

昨年と同じ七月二十三日の開花です

昨年池の傍で三本の山ユリが一茎から二十輪程の花を咲かせて

三本でおよそ六十輪程の立派な花を咲かせて

来寺される方々の目を楽しませていました

大きく真っ白に揺れて咲く姿は見事と言うほかはありません

ところが今年はそこからは一本の芽も出ません

ただ昨年の支柱が残されているのみです

これはきっと代替わりをしたのでしょう

だから昨年はあんなに見事にさいたのでしょう、、、、と

思っていています

 

これは代替わりとはちょっと違うと思いますが

ある寺院で大王松が二又に分かれて見苦しいので

住職と庭師さんとで

一本を切ってすっきりしようと相談しました

ところがその切ろうとした枝にびっしりと実がなって

おどろいた住職さんは

もうその枝を切ることは出来なくなりました

その話を聞いて「この木がその松の木?」と

わざわざ 見に来られる方が有って

観光寺院ですのでお客さんが増えたそうです

まるで昔話の様ですが

その時の大王松の松ぼっくりが我家の玄関で五個程飾ってあります

かねてより感じておりましたが確かに植物には心が有ります

私はいつも綺麗ね!、頑張っているね!、、と

草木に声をかけています

 

 

杉木立みあげる木々の隙間からチラチラとこぼれるような

陽ざしの中で育っております「たまあじさい」 です

そのま~るい可愛い蕾と楚々とした花姿がすきです

しんしんと蝉の声も一身に受けているのでしょう

この玉アジサイを包み込む大杉に比較すれば

私達はほんの一瞬の命頂いているのでしょう

コロナで大変な時代ですが

あれこれと悩まないで明るい未来を描きながら過ごさなければもったいないですね

 

 

里に続く道筋に生えました「おおまつよいぐさ」 です

野鳥の声が響き渡る早朝には見事に開いて余り人には知られておりません

その一瞬を見逃さずにすかさず蜂が吸蜜です

小さい花のめまつよいくさを見つけると直ぐに退治して守ってきました

このごろになってようやく我が寺院周りおおまつよいくさはきちょうだからだって、、、

 

 

 

葉のみでも充分に美しいのに

「ぎぼうし」の花です

1日花でとてもはかないのですが

沢山咲いてその中には必ず本日のベスト1あるのです

「今日は貴方がベスト1ですね」とカメラを向けれは

恥じらうように見えて可愛い花です

 

草むらにだからこそはなやかにさきます「ふしぐろせんのう」 です

夕立降りの後にこぼれるような水滴を受けても

照り返す太陽の光も受とめて

いまこの山中に生きていますと強く主張しているようです

 

平和の祭典として生き続けたオリンピックには私たちには

踏み切れない人類の知恵がかくされているのでしょう

だからこそこんな日本人が活躍されるのでしょう

オリンピックでは他者に対するまなざしの在り方見直し

自身を振り返る絶好のきかいかもしれません

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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