山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

暦の上では秋です

2018-08-07 10:20:35 | 日記
暑さが厳しかった分だけ秋が待たれました
「七夕 や 秋を定める はじめの夜 」松尾芭蕉
そうなのです今日から秋なのです
しとしとと雨が降って俄かに涼しくなりました



野菊「柚香菊「ゆうがぎく」です」静かに降る雨に濡れています
これから次々と野菊も咲いてくるでしょう



庭の隅で、ずっと辛抱していた様に咲きます「レンゲショウマ」です
小雨に濡れながらうつむいて咲く花姿は優しく秋の訪れを感じさせてくれます



盛夏から初秋にかけて咲きます「ひおうぎ」 です
殊に晩秋の実はぬばたまと呼ばれて風情があります
黒くてつややかな実はそのまま、、、、、黒髪として
和歌や短歌の枕詞に使われます
昨年採取して撒くときその黒さとつややかさになるほどと思わせられました
万葉の昔は黒くて長い髪が美人の条件だったのですが、、、、いまでは



緑の葉物が夏の日差しをいっぱいに受けて大きく成長しました
木陰でそっと咲きます「ぎぼうし」です
そろそろ涼やかな秋風が恋しい季節です



細い葉に流れるよう一筋の線が
涼しさをを誘ってくれます「風知草」
風になびく姿が涼しげです



初夏から晩秋まで咲きます「なでしこ」です
可憐は花姿で古くから多くの人に愛されてきました
秋の七草で大和撫子と言われて日本の女性の美称としても
又早くから遅くまで花期が長いのも魅力です
殊に晩秋の枯れた野に更にピンクを濃くして咲くさまは健気で愛おしくなります


黒髪も 大和撫子も今では美意識も価値観も違ってしまって
古い私の頭ではもうついていけません
コメント (2)
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