大学教員活動ブログ

大学及び私自身が取り組んでいる教育改革、学生のキャリア支援
活動、及び社会連携を推進する活動等について紹介します。

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経済・雇用情勢の悪化に対応した就職支援のあり方に関する情報交換会に出席

2009年01月27日 | 進路支援及び就職支援
  
 
 経済・雇用情勢の急激な悪化に対応した就職支援のあり方に関し、中国・四国地域の大学、短期大学、高等専門学校の就職指導関係教職員等による情報交換会が下記のとおり開催された。各大学等の就職支援や学生相談などの学生支援機能の充実を図る目的で開催されたものである。上掲写真の左は講演中の阿部課長補佐、右の写真は質疑応答会場風景である。

 日時:平成21年1月26日(月)10:00-12:00
 場所:ホテルグランヴィア広島 4F「悠久」
 主催:文部科学省、独立行政法人日本学生支援機構
 協力:厚生労働省〔ハローワーク〕
 対象:中国・四国地区の国公私立大学・短期大学・高等専門学校の就職指導関係教職員など
 プログラム:
  (1)開会挨拶
        小見 夏生(独立行政法人日本学生支援機構学生生活部長)
  (2)「内定を取り消された学生への対応を含む就職支援のガイドラインについて」
        阿部 正一(文部科学省高等教育局学生支援課課長補佐)
  (3)「ハローワークにおける大学等との連携及び学生に対する就職支援について」
        池田加代子(広島労働局職業安定部地方職業指導官)
  (4)情報交換会・質疑応答
  (5)閉会

 新聞等で内定取消しが問題となり始めた昨年11月12日に、文部科学省高等教育局学生支援課から、10月1日の正式の内定式後の内定取消しについては、大学側で内定を取り消された学生の就職支援をきめ細かく行うように事務連絡がなされていたが、昨年12月19日に大学と企業が参加する就職問題懇談会において、「内定を取り消された学生への対応を含む就職支援に関連して各大学等が取り組む事項(ガイドライン)」が発表されたことで、文部科学省としては、このガイドラインにしたがって、各大学等は内定を取り消された学生の就職支援に取り組んで欲しいとの説明があった。

 広島労働局からは、企業に対して、採用内定の取り消し、及び入職時期の繰り下げを行わないように、また求人の申込みをした後に、募集の中止や募集人員の削減を行わないように指導しているところであるが、2年度以上連続して内定取消しが行われたり、同一年内において10名以上の内定取消しが行われた場合等には、採用取消を行った企業名を公表する場合がある旨の報告があった。これは企業に対する制裁措置ではなく、学生の就職活動に役立てるために行うものであるとの説明があった。

広島大学マスターズの幹事会に出席

2009年01月25日 | 地域社会との連携
 広島大学を定年退職され、大学がある東広島市に居住されている教職員が、大学の活動や地域の要望にこたえるために結成された「広島大学マスターズ」の幹事会が昨日開催されたので、キャリアセンター長として出席させていただき、キャリアセンターの事業活動についての協力を依頼させていただきました。

 広島大学マスターズの設立趣旨や活動状況については、次のホームページをご覧ください。東広島市の公民館での市民講座や出前講座を積極的に引き受けられて、大学を定年退職された後も、専門的知識と豊富な経験を地域社会の活性化のために役立てる様々な地域貢献活動を展開されています。

 http://home.hiroshima-u.ac.jp/masters/

 キャリアセンターでは、昨年から博士課程後期の大学院生やポスドクの研究者の就職支援に取り組んでいますが、キャリアパスを多様化しないと就職が難しい昨今ですが、本来研究者志向の強い大学院生の希望をかなえるためには、これまで大学教員としてドクターの大学院生の就職のお世話をされてきた経験をお持ちの先生方の協力が得られないかということで、大学における現状をお伝えすると同時に、協力していただける先生方のお申出を今回お願いしました。

 全国的にドクターやポスドクの就職が厳しくなっている折から、各大学はいろいろな活動を展開しておられますが、本学では定年退職された先生方にもご協力をお願いした次第です。大学院で現在指導を受けている指導教員に直接相談できないような事項も、第三者の先生方には気軽に相談できるのではないかと言うのがわれわれのセンター側の見解です。幸いにして、広島大学マスターズの幹事会の先生方にはご理解いただき、相談を引き受けていただける先生を探していただけることになりました。

定年退職記念講演「人材育成における大学の役割と課題」の実施

2009年01月24日 | 個人的活動紹介
 私は、今年3月末で現在お世話になっています大学を定年退職します。これを記念して、私が所属する社会科学研究科主催で講演会を下記のとおり開催していただくことになりました。

 日時:平成21年2月20日(金)13:30-15:00
 場所:広島大学法学部・経済学部3階大会議室
 演題:「人材育成における大学の役割と課題」
 主催:広島大学大学院社会科学研究科

 昭和48年4月に現在所属している大学に着任して、36年間お世話になったことになります。感謝の気持ちを込めて、私の経験に基づいたお話をさせていただければと思います。

 従来は、定年退職の教員は、「最終講義」として学生向けに研究教育に関わる話をされる方が多かったのですが、最近は「教育の質」の保証のため、15回の授業をきっちり行う必要があるため、定年退職記念講演を行う方が多くなっています。

 私は、学部では各国経済論、大学院では経済事情論を担当していますが、アメリカ経済論を専門としている関係で、授業のほうは第2次大戦後のアメリカの歴代政権の経済政策の講義を行っています。しかしながら、現在は併任でキャリアセンター長を務めている関係で、標記のようなタイトルで記念講演をさせていただくことになりました。

 私は平成11年4月から16年3月までの5年間に渡り学生就職センター長を務めさせていただきましたが、さらに平成19年4月からキャリアセンター長を務めている関係で、学生の進路・職業選択支援や就職指導などのキャリア支援支援業務に7年間携わらせていただくことになります。

 講演では、学生就職センター長及びキャリアセンター長の経験を踏まえるとともに、昨年キャリアセンターが実施した6月の「新入生の進路・職業選択に関する意識調査」、及び11月の「卒業・修了予定者の進路選択・就職内定状況等に関する実態調査」の結果を参照しながら、大学が人材育成で果たすべき役割と課題について、私の個人的見解をお話させていただこうと思っています。

 関心をお持ちの方は、是非ともご出席いただければ幸いです。講演内容については、講演後に本ブログでも掲載する予定です。

「関西フェニックスの会」のウェッブサイトの公開

2009年01月10日 | 個人的活動紹介
 欧米の大学では、卒業生と大学の繋がりが非常に緊密で、これからのわが国の大学教育にとっても必須の方向であると考えられるが、日本の国立大学ではこれまでこうした関係はあまり見られなかった。

 国立大学は法人化して、様々な活動を展開していることから、欧米の大学のような卒業生と大学との繋がりを構築してはという趣旨で、広島大学を卒業して関西地区に在住の方が、ボランティア的に次のような活動を展開して広島大学の事業を応援する組織として、「広島大学関西フェニックスの会」を立ち上げてくださった。

(1)関西地区在住の本学卒業生と大学との連携を強化するため、大学の活動を卒業生に広報し、母校に関心を持ってもらう。
(2)ボランティア的に本学を応援する組織を目指す。例えば、関西地区における本学の知名度を上げるような催しを企画し、本学の受験生を増やすことに協力する。
(3)卒業生の実社会における広範かつ豊富な実績と知識を本学の教育に活かせるよう協力する。
(4)産官学の連携を推進することに協力するとともに、異業種交流の場を目指す。
(5)就職のミスマッチをなくすとともに、関西地区の企業に就職する学生を増やすために、学生に関西地区の企業情報を積極的に提供する。

 卒業生の方が学生の就職活動の支援も考えてくださっていることで、キャリアセンター長の役職にある私が、「関西フェニックスの会」の事務局長を担当することになった。本会の趣旨に賛同していただける方を増やすために、ホームページを立ち上げることの必要性を感じていたが、昨日、大学のウェッブサイトに「関西フェニックスの会」のホームページを立ち上げることができたことで、今後会員の方に積極的に情報提供して、会員の拡大につなげて行きたいと考えている。

 「関西フェニックスの会」のホームページのアドレスは次のとおりである。関心をお持ちの方は、是非ともご覧いただきたい。

  http://www.hiroshima-u.ac.jp/kansai-fc/

大学教育改革シンポジウムに出席

2009年01月08日 | 教育方法の改善
  

 広島大学では、他大学及び本学で大学教育改革を先進的に進めている事例を紹介し、本学における大学教育改革に対する教職員の意識を高めることを目的として、FDが下記のとおり実施された。上掲の左の写真は会場風景、右の写真はキャリアセンターの森教授による事例発表風景である。

日時:平成21年1月7日(水)13:00-16:40
会場:広島大学中央図書館 ライブラリーホール
主催:教育室、大学院課程会議
プログラム:
 13:00~13:05 開会挨拶
          広島大学理事・副学長 上 真一
 13:05~13:55 講演「大阪大学の教育改革」
          大阪大学 理事・副学長(教育・情報担当)小泉 潤二 氏
 13:55~14:05 質疑応答
 14:05~14:20 事例発表「技術経営(MOT)講義へのケースメソッド導入」
          産学連携センター 教授 三枝 省三 
 14:20~14:25 質疑応答
 14:25~14:35 休憩
 14:35~15:15 GP事例発表
         ・特色ある大学教育支援プログラム
          「工学系数学基礎学力の評価と保証」
           工学研究科 教授 渡邉 敏正
          質の高い大学教育推進プログラム
          「工学教育を支える「数学力」養成プログラム」  
           工学研究科 准教授 伊藤 浩行
         ・現代的教育ニーズ取組支援プログラム
          「学生提案型キャリア形成システム基盤構築」
           キャリアセンター 教授 森 玲子
         ・現代的教育ニーズ取組支援プログラム
          「地域連携薬剤師高度化教育プログラム」
           医歯薬学総合研究科 教授 森川 則文
         ・社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム 
          「実践的ヒューマン・コミュニケーション教育」
           医歯薬学総合研究科 教授 小澤 孝一郎
 15:15~15:35 質疑応答
 15:35~16:15 GP事例発表
         ・大学院教育改革支援プログラム
          「食料・環境系高度専門実践技術者養成」
           生物圏科学研究科 教授 羽倉 義雄
         ・大学院教育改革支援プログラム
          「バイオデンティスト育成プログラム」
           医歯薬学総合研究科 教授 岡本 哲治
         ・質の高い大学教育推進プログラム
          「アクセシビリティリーダー育成プログラム」
           アクセシビリティセンター 教授 佐野(藤田)眞理子
         ・大学病院連携型高度医療人養成推進事業
          「山陽路・高度医療人養成プログラム」
           病院臨床実習教育研修センター 教授 田妻 進
 16:15~16:35 質疑応答
 16:35~16:40 閉会挨拶
           広島大学大学院課程会議議長 江坂宗春

 講演された大阪大学の小泉副学長は、「地域に生き、世界に伸びる」研究拠点大学として、学部及び大学院における教養教育改革に取り組んでいる状況についてお話いただいた。特に大学院課程において取り組まれている次のような高度教養教育改革について強調されたのが印象的であった。大学院においては、学生の多様化に対応するため、学生のニーズに合わせて意欲のある学生にオプショナルなプログラムとして、副専攻プログラムを用意し、教養・国際性・デザイン力を強化するためのプログラムを用意しているとのことであった。

 本学でも、大学院課程において、高度専門職業人を育成するための全研究科に共通の教養的プログラムの検討をしている折から、大変参考になった。