この写真、ちょっと不思議な雰囲気がしませんか?
これは↓でもご紹介した琵琶湖疏水の水面に映った桜です。
昼間に疎水に行った2日後、朝の桜も見たくなりもう一度訪ねました。
朝は昼間と太陽の位置が違うので、水面に桜がはっきりと映りこんでいて、
昼間とはまた違った美しさがありました。
その水面を撮ったのがこの写真です。
白いほわっとしたのは雲が映りこんでいます。
そして、このブルーの色、これはタングステンフィルムが作り出した色です。
いつも使うのがデーライトフィルムといって、太陽の光で自然な発色をする
フィルム。タングステンフィルムというのは写真用の白熱球のもとで自然な
発色をするフィルムです。そのフィルムを太陽光のもとで使うと、青の
フィルターをかけたような色がでるのです。
実は狙って撮ったわけではなく、前の日に使ったフィルムが残っていて、
早く普通のフィルムに替えたい!と思いながら、消化するように撮ったら、
意外と好きな雰囲気の写真が撮れました。
またもや写真って奥が深いなあと思いました。
結局今日も桜の写真でしたね…。