そういえば、このブログは映画鑑賞日誌でもあるはずだったのだけど・・ 日本文学科出身のくせにボキャブラリーが少なくて、昨年は書かずじまいで終わってしまった。でもせっかくいっぱい見に行ったのだから、振り返ってみたい。
2006年に見た映画は、
「ダウン・イン・ザ・バレー」「ホテルルワンダ」「ミュンヘン」「クラッシュ」「グッドナイト&グッドラック」「ナイロビの蜂」「ゲド戦記」「X-MEN3」「ワールドトレードセンター」「ブラックダリア」「犬神家の一族」「愛されるために、ここにいる」「007カジノロワイヤル」「見えない雲」。
映画オタクではないので、ヒマさえあれば見に行くというわけではなかったけれど、大作からミニ・シアター系までジャンルを問わずいろいろ見れた1年だった。あと3~4本見たかったのに見れなかった映画もあったがこれはあとでDVDで鑑賞するとしよう。見た映画の中で何が一番よかったかなぁ。※ちなみにお金を返してほしい映画は「ゲド戦記」「犬神家・・」⇒爆睡してしまったので。
ベスト3は「クラッシュ」「ナイロビの蜂」「カジノロワイヤル」 かな。
「クラッシュ」は、アメリカの持ついろいろな問題(主に人種問題、あとは貧富の格差・銃など)が描かれている。重大な事件などを通して描かれているわけではない。車のクラッシュというどこにでもあるようなことからさまざまな人種・階層の人たちの物語が連鎖していくのだ。しかしながら突きつけられう問題はとても大きい。決して押し付けがましい感動ではないのだけれど、ちょっと救われる内容となっていたのが重苦しいだけの映画にならなくてよかった。脚本がいい!でもアメリカという国が大国であるのにこんなにも矛盾を抱えているのかと思うとなんとも不思議な気持ちになるのであった。
「ナイロビの蜂」 ラブストーリーとしてみても、サスペンスとしてみても、社会派ドラマとしてみても、良くできたストーリー。なぜこの作品はオスカーとれなかったんだろう?と不思議になるような出来栄え。助演女優賞は獲得したと思う。
残念ながら夫は妻の死後その深い愛を知ることになるのだけれどその過程の描き方が切なくも美しいのです。でもそれ以上にアフリカがいかに悲惨な現状なのかということについての痛烈な問題提起がずっしりと重くのしかかる。この監督の「シティ・オブ・ゴッド」という映画も見てみたいなと思った。
「007カジノロワイヤル」 アクション映画にはあまり興味のない私。でもこの作品は、面白い!一言でいうと「面白い!」のだ。すごい派手なアクションもないしすごいCGもないのだけど、なんか肉弾戦といった感じで手に汗握る展開という点では、非常に優れている。内容も裏切りそしてまた裏切りと何度もあるどんでん返し。カジノが舞台とあって、心理的な戦いもあり、メリハリがある。でもなんといっても主役のボンドさんがすごい(そして格好いい・・)。アクション映画でこんなに演技力のある主役の人はいないと思う。だから映画が安っぽくない。最近のアクション映画は映像ばっかり派手でたいした作品がなかったけれど、私の中でエンターテイメント作品としてはこの作品はデ・パルマ監督の「ミッションインポッシブル」の一作目と同じぐらい優れた作品となりました。
あと気になった映画は「ミュンヘン」かな。救いようのないお話。テロと報復の繰り返しには正義もなにもないということがよくわかる。そして、今現在、テロはなくならないのだ。。はぁ。
2007年もいろいろ見に行こう。
まず見に行きたいのは、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」、「ダーウィンの悪夢」。
2006年に見た映画は、
「ダウン・イン・ザ・バレー」「ホテルルワンダ」「ミュンヘン」「クラッシュ」「グッドナイト&グッドラック」「ナイロビの蜂」「ゲド戦記」「X-MEN3」「ワールドトレードセンター」「ブラックダリア」「犬神家の一族」「愛されるために、ここにいる」「007カジノロワイヤル」「見えない雲」。
映画オタクではないので、ヒマさえあれば見に行くというわけではなかったけれど、大作からミニ・シアター系までジャンルを問わずいろいろ見れた1年だった。あと3~4本見たかったのに見れなかった映画もあったがこれはあとでDVDで鑑賞するとしよう。見た映画の中で何が一番よかったかなぁ。※ちなみにお金を返してほしい映画は「ゲド戦記」「犬神家・・」⇒爆睡してしまったので。
ベスト3は「クラッシュ」「ナイロビの蜂」「カジノロワイヤル」 かな。
「クラッシュ」は、アメリカの持ついろいろな問題(主に人種問題、あとは貧富の格差・銃など)が描かれている。重大な事件などを通して描かれているわけではない。車のクラッシュというどこにでもあるようなことからさまざまな人種・階層の人たちの物語が連鎖していくのだ。しかしながら突きつけられう問題はとても大きい。決して押し付けがましい感動ではないのだけれど、ちょっと救われる内容となっていたのが重苦しいだけの映画にならなくてよかった。脚本がいい!でもアメリカという国が大国であるのにこんなにも矛盾を抱えているのかと思うとなんとも不思議な気持ちになるのであった。
「ナイロビの蜂」 ラブストーリーとしてみても、サスペンスとしてみても、社会派ドラマとしてみても、良くできたストーリー。なぜこの作品はオスカーとれなかったんだろう?と不思議になるような出来栄え。助演女優賞は獲得したと思う。
残念ながら夫は妻の死後その深い愛を知ることになるのだけれどその過程の描き方が切なくも美しいのです。でもそれ以上にアフリカがいかに悲惨な現状なのかということについての痛烈な問題提起がずっしりと重くのしかかる。この監督の「シティ・オブ・ゴッド」という映画も見てみたいなと思った。
「007カジノロワイヤル」 アクション映画にはあまり興味のない私。でもこの作品は、面白い!一言でいうと「面白い!」のだ。すごい派手なアクションもないしすごいCGもないのだけど、なんか肉弾戦といった感じで手に汗握る展開という点では、非常に優れている。内容も裏切りそしてまた裏切りと何度もあるどんでん返し。カジノが舞台とあって、心理的な戦いもあり、メリハリがある。でもなんといっても主役のボンドさんがすごい(そして格好いい・・)。アクション映画でこんなに演技力のある主役の人はいないと思う。だから映画が安っぽくない。最近のアクション映画は映像ばっかり派手でたいした作品がなかったけれど、私の中でエンターテイメント作品としてはこの作品はデ・パルマ監督の「ミッションインポッシブル」の一作目と同じぐらい優れた作品となりました。
あと気になった映画は「ミュンヘン」かな。救いようのないお話。テロと報復の繰り返しには正義もなにもないということがよくわかる。そして、今現在、テロはなくならないのだ。。はぁ。
2007年もいろいろ見に行こう。
まず見に行きたいのは、ドキュメンタリー映画「不都合な真実」、「ダーウィンの悪夢」。