82回Oscarも無事終了しました
8日月曜日はTVの前から動かずの態勢でした。
前評判の高かった「アバター」の受賞はメインは一個も無く、
逆に「ハートロッカー」のような低予算の映画が6部門も取りました。
おまけにこれは監督が元夫婦同士・・・・席も前後に座っていましたけど

心境どうだっのだろう???
蛇足ですが、キャメロンの隣に座っていた現奥様は「TITANIC」の時に年を取ったローズと
一緒に来た孫の役をやっていました。
一瞬、お母さんと一緒???と思うほどのやせ方でしたけど、
苦労があるのかなぁ~???
「アバター」は勿論、観ましたが、あまりにも娯楽性が強かったですね。作品賞は社会的
要素が加味されていないと・・・と言う意見もあります。
じゃぁ~「TITANIC」はどうして取ったの?・・・と言われると。
CGの凄さではなくて、TITANICの中での人間を撮ったことでの受賞だと思う。
久しぶりにTITANICのDVD観ました。
やはり、人間性を撮った映画でもあったと思います。
あの時にキャメロンは全部で11部門のOscarを取りました。
「アバター」のように近未来で実感もなく、CGの凄さだけが前面に
押し出された作品より、「ハートロッカー」はまさしく今のアメリカが抱えている問題を主にして作った作品の勝ちでしょう。
そしてこんなシリアスな映画を女性が撮ったと言う事もAcademyの進歩!
プレゼンターのバーバラ・ストライザントが思わず、“This is Time!”と
つぶやくほどだったのだから!
で・・・作品賞と監督賞は「ハートロッカー」
ただ私が観に行くかとなると、これは別問題でして!

一応、女性でもある私としては現実味のある戦争映画はやはり苦手です。
「プラトーン」観ましたが、マーラーの曲はどうしてこの手の映画に
合うのでしょう!
「ベニスに死す」もマーラーでした。
だからマーラーはちょっと苦手
それよりも事実は小説より奇なりをいった「しあわせの隠れ場所」が好きでした。
同じ事実を撮った「インビクタス・負けざる勇者たち」は事実をそのままなぞったとしか
感じなかったし、これをクリント・イーストウッドがどうして撮ったのかなの
疑問だけが残りました
「しあわせ~」で主演女優賞を獲得したサンドラ・ブロック

は
いつもいつも娯楽映画ばかりの人でしたが、今回は本当に最高の映画に
めぐり合えたのですね。
実際の場所はMemphis・・・私達家族が3年ほど住んでいた地です。
きっと、この家族とどこかで接近遭遇していたかも!!!
映画の中でサンドラ・ブロックが何かを感じて家に入れた黒人の青年に・・・・。
「1万ドルのsofaが壊されても困るわ!!!」
100万円近くするsofaがさり気なく、インテリアのひとつ(そう、ほんのほんの一部)と
して生活している家族・・・・アメリカはやはり凄い!
こんな映画を観るといつも痛感します。
でも人種もまして色も違う青年の保護者になる事をためらいもなくやってしまう人達が
まだアメリカには実存しているのです
施しの習慣がある国だからこそ・・・・無心の愛が捧げられるのでしょうか?
主演男優賞はジェフ・ブリッジス

実在したカントリー&ウエスタンの歌手:クリス・クリストファーソンの自伝的映画。
日本ではカントリー&ウエスタンはあまり馴染みがないのですが・・・・
アメリカでは未来永劫に続く音楽です
助演女優賞:モニーク

黒人女性です。自分の娘が夫から性的暴力を受けたにもかかわらず、娘に
辛くあたる鬼のような母親を演じています。
助演男優賞:クリストフ・ヴァルツ

バイオレンス描写の激しいタランティーノ監督作品「イングロリアス・バスターズ」で
ユダヤ人狩りのドイツ将校を演じました。
まだ観ていない映画、すでに終わってしまった映画、多々あります。
徐々にDVDでも借りて鑑賞する予定です。
そうだ昨年の日本映画「サマー・ウオーズ」(アニメですが)の
DVDが発売になり出足好調とか
これも良かったね!
少し値段が安くなったら買いましょう