OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

同一労働同一賃金ガイドライン(短時間・有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針)

2019-08-04 23:13:19 | 労働基準法

火曜日のoursセミナーの準備をする中で、平成28(2016)年12月20日付けで発表された「同一労働同一賃金ガイドライン案」と平成30(2018)年12月28日付で発表された「同一労働同一賃金ガイドライン(短時間・有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針)」の横断を作り、比較してみました。先日のBBクラブの勉強会の準備段階では調べが足りず気がつかなかったのですが、新たに指針では加わった前文において参議院厚生労働委員会の附帯決議の以下の内容が盛り込まれています。

平成30年6月28日 参議院厚生労働委員会

32条 パートタイム労働法、労働契約法、労働者派遣法の三法改正による同一労働同一賃金は、非正規雇用労働者の待遇改善によって実現すべきであり、各社の労使による合意なき通常の労働者の待遇 引下げは、基本的に三法改正の趣旨に反するとともに、労働条件の不利益変更法理にも抵触する可能 性がある旨を指針等において明らかにし、その内容を労使に対して丁寧に周知・説明を行うことについて、 労働政策審議会において検討を行うこと。

33条 低処遇の通常の労働者に関する雇用管理区分を新設したり職務分離等を行ったりした場合でも、 非正規雇用労働者と通常の労働者との不合理な待遇の禁止規定や差別的取扱いの禁止規定を回避することはできないものである旨を、指針等において明らかにすることについて、労働政策審議会において検討を行うこと。

同一労働同一賃金はパートや有期労働者の待遇改善により実現すること、比較対象とする通常の労働者に定処遇の区分を新たに作り比較することや、職務を分離させて比較させることは認められないこと、が決議されており、この決議の内容が指針の前文に盛り込まれたことがわかります。

ガイドラインと指針を比較すると派遣労働者について追加されているほかは大きく変更されたわけではないのですが、比較対象の範囲が同一事業主に明確化されているなど細かな点で違いがある箇所があります。今後もう少し細かく研究していく必要がありそうです。

とにかく何か始めるには自分の周りを片付けてからでないと始まらない人間で、今週末はこれまで特に整理をしていなかったクローゼット内のものを整理してバックや最近愛用しているリュックなども上手く収納できるようになりスッキリしました。

先日顧問先の長いお付き合いの担当者の方から、「旧いものを捨て去ると新しいものが入ってくる」というお話を聴いて自分の片付けもそんな意味があるのかもしれないという気がしました。

来週は10日から15日まで事務所もお盆休みを頂きます。私も旅行に行ってきますので来週のブログはお休みさせて頂きます。皆様も、良い夏休みをお過ごしください。

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