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社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

現役時代の資産運用の大切

2019-04-14 23:01:12 | 雑感

以前は日本人の平均寿命も今ほどは長くなく、厚生労働省の2017年分の発表によると日本人の平均寿命は、男性が81.09年、女性が87.26年ということですが、国民皆年金が施行される前年の1960(昭和35)年は男性なんと65.32歳、年金支給開始年齢65歳という法改正が行われた1998(平成10)年は男性77.16歳となっています。

上記の数字から考えると、そもそもの年金は60歳定年で5年間支給するという計算で考えられていたとも推察され、平成7年の雇用保険の雇用継続給付が施行され65歳まで働く人がぼちぼち増えてきたあたりでは、65歳の引退から77.16歳までの約12年間支給とかなり想定より支給期間が長くなったということがわかります。それが今や81歳まで16年間、さらに今後人生100年ということで100歳まで生きれば65歳から35年もあるわけです。

年金の財政が厳しくなるのも当然で、制度設立当初の試算からはかけ離れた支給期間になっていると思われます。これに対してどのように考えていくかということなのですが、先日テレビを見ていて、アメリカ人の配偶者の親が日本の自分の親より定年時10倍の資産をもっていたという話をしており、日本人もこれまで会社に時間をかけていた分働き方改革で余力ができたら自分の時間で資産形成をするべきだということを聴きました。

確かに401Kが日本に導入されたときのTACの授業ではよく「自助努力」という言葉を使っていた記憶があります。大きな資産形成を考えるのではなく少しずつで良いので、今後の日本人は年金の上乗せを自分自身で手配しておく意識を持ってもらうのが良いと思われます。

 特に大企業の社員は会社に守られてサラリーマン生活を送ってきており、税金でいえば年末調整があるため何もしなくても税金の還付を受け、年金手帳や雇用保険被保険者証を会社が預かり管理してくれている場合もあり自分の基礎年金番号は会社に問い合わせなければわからず、出張は飛行機、新幹線またホテルの手配も会社が行ってくれるなど、定年又は再雇用終了時点で何もわからない状態で会社から離れるというケースもかなり多いのではないかと心配になります。大企業の社員であっても、定年退職後企業を離れればあとは自分だけが頼りです。会社に滅私奉公をすれば退職金が出て、年金や企業年金で悠々自適という時代は過ぎたと思います。現役時代から自助努力で定年後安心できる生活を送るための資産運用をしておくことを、これから色々なところでお勧めしようと考えています。

来週のゼミで修論の進捗報告会があり、今日はずっとその準備をしていましたが何とかなりそうです。先週は水曜日と木曜日花粉症がひどくて頭がぼーっとしてしまいチコチャンに怒られそうな状態でしたが何とか昨日から少しすっきりしたので助かりました。

昨日は次回のBBクラブの幹事会だったのですが、終わってから鳥ぎんに行き美味しい釜飯をみんなで和気あいあいと食べたのが良かったのかもしれません。やはり気のおけない仲間とわいわい集まるのは人生の楽しみですね。感謝です。 

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