OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

社員旅行について

2025-03-12 01:59:25 | 労務管理

毎週日曜日にブログを更新しているのですが、先日の土曜日例年のごとく花粉症から咽頭炎を起こして寝込んでしまい翌日曜日と月曜日は下関に顧問先企業の船を作る現場と資料館見学のための社員研修旅行に行ったため更新が遅れました。

ということで無理をしたため本調子とはいえない状況なので手短な記事になりますことお許しください。社員旅行はコロナ前は日帰りから始まり1泊で主に顧問先の工場見学など、25周年記念の際は台湾へも行ったのですが、コロナ以降は泊りは初めてでした。造船の現場などは東京にいる我々にとっては一生に1度見ることができるかどうかという体験で、そのスケールの大きさや製造工程のご説明に感動しました。

ところで社員旅行はどの程度実施されているのか調べてみたのですが、『賃金事情』で執筆のお世話になっている産労総合研究所さんの2020年の調査では、「実施率は27.8%。前回調査から9.1%ポイントの下落となった。旅行の実施頻度は「毎年1回」が最も多く社員旅行実施企業の52.3%」だということです。実施率が3割弱ということで、今回参加したOURSスタッフ総勢27名の中でも多くが社員旅行は初めてだったのも当然だったようです。前回2014年の調査では36.9%で比較すると大幅下落ということですが、調査期間に2020年1月~3月が含まれておりコロナの影響があったかもしれない、とありOURSもその時期企画した1泊の社員旅行を中止しており今後の数字が待たれるところです。

感想としては、幹事さんの企画から段取り、運営がとても良かったことが大きな要因ですが、地方の顧問先を見学することで社労士業務がどういった会社に繋がっているのかを体感してもらえたこと、参加者がとても楽しんでくれていると感じられたこと、またなかなか行くことのない下関の歴史を満喫できたこと、フグの夕食では日頃育児に忙しい男子が心置きなく飲んでリフレッシュできたようだったことなど、それぞれ大きな収穫を得たのではないかと思うので、やはり重い腰を上げて社員旅行やイベントを行うことは価値があることだと思いました。

「2020年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」(産労総合研究所)
https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_2101.pdf

  

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