OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

事務所移転 開業からこれまでの事務所の変遷

2024-11-17 23:31:39 | 開業記

週末事務所のお引越しをしました。今日は事務所の変遷を記録しておくことをお許しください。

1993(平成5)年に自宅開業してから、今回の事務所移転は6回目になります。自宅で一人事務所だったのは5年間、そろそろスタッフを雇い入れ、手伝ってもらいたいと思い、1998(平成10)年に自宅を移してそれまで自宅だった渋谷区富ヶ谷のマンションを事務所にしました。その頃は靴を脱がない事務所になることが目標で、あこがれていた渋谷から青山、表参道にかけての地区に10坪の事務所を借りることになったのが2004(平成16)年でした。一応事務所の形になったと感じました。事務所の移転は合格者に手伝ってもらい、またOBだけでなく当時の受講生にお披露目会も開催してワクワクしていました。

その後そのビルの2階が1階より広く10坪では狭くなってしまったので2階の会社が移転したときに移ったのが6年後の2010(平成22)年と法人化をした1年後になります。その時は「本当にこれは会社になったなあ~」と法人化の際加わった社員に言われたのをよく覚えています。結局そのビルで計10年お世話になったことになります。そのビルは最近再生建築ということでオシャレに生まれ変わり、奇遇にもお嫁さんの勤務している会社が入居しています。

その4年後2014(平成26)年にさらに青学西門近くに移転して、移転前1年間ほど、机が入りきらず私のデスクを新たに入ったスタッフに譲って細い会議机で仕事をしていた状態から解放されて嬉しかったことを覚えています。前のビルからも徒歩2,3分といった立地でしたが表参道に若干近づき、少し華やかな雰囲気でした。青学で社労士本試験を受験する受講生を応援するために本試験の当日、事務所と目と鼻の先の青学の角に立ったりもしました。もう少し長かったかと感じますが4年間お世話になりました。

広いと思ったそのビルもスタッフが増えて移転を考えるようになり、さらに渋谷も表参道もやや距離があって、外出が多かった私としてはもう少し駅に近くて欲しいということで、宮益坂の上、ヒカリエの隣のビルに移転したのが2018(平成30)年です。これまでの個人所有のビルではなく、当時はマニュライフ生命が所有しているビルで入居金も10か月、家賃もそれなりで税理士さんに相談もしてかなり慎重に決めました。その後ヒカリエの隣にスクランブルスクエアができ、先日はアクシュもできて、お昼もヒカリエの地下の東急のれん街にお弁当を買いに行ったり、一人でランチするときも良いお店が多く気に入っていたのですが、再開発での契約終了を伝えられたのが3年くらい前だったと思います。どのみち広いと思った事務所もこれ以上は新人が入社しても座ってもらう席がない状態になっていましたので移転のタイミングでした。

結局予定より1年退去期限が伸びて今年の春から移転先を探したのですが、渋谷の新築ビルは今東京でも最高の坪単価であり、既存のビルは少し古く感じてしまい、それならと幅広く探した結果、今回2024年11月に日比谷に移転することになりました。新たな事務所は日比谷公園に隣接した場所で、今回はオフィスの什器も、オカムラさんのものに一新し、特に椅子は良いものにしましたし、入居会社の社員が自由に使えるラウンジもあり、昨日の引っ越しでスタッフが初めて見て喜んでくれたようなので、それはやはり嬉しいことでした。

永年通い慣れた渋谷から離れるのはいざとなると寂しさがこみ上げますが、渋谷にも拠点を残すことになりましたので、慣れるでしょうか。それよりもかなり今回は色々な意味での投資もしましたので、さらに事務所のブランド力を高めるための努力もしていきたいですし、次世代のための事務所の発展の道筋をしっかりと作っていくためのベースにしたいと思っています。近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!