2月24日フリーランス保護法が閣議決定したと新聞に載りました。その内容を確認してみようと思い調べたのですが、正式名称が「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案」ということで、内閣官房の新しい資本主義実現本部が担当部局になっています。
要綱を見ると意外にわかりやすく、フリーランスは①個人であって従業員を使用しない者、又は法人であって1の代表者以外に他の役員(※)がなく、かつ、従業員を使用しないもの、と定義しています。
※他の役員とは、理事、取締役、執行役、業務を執行する社員、監事若しくは監査役又はこれらに準ずる者をいいます
●概要
https://www.cas.go.jp/jp/houan/230224/siryou1.pdf
概要は上記の通りなのですが興味深いのは、育児介護等と両立して業務委託の業務を行える(継続的業務委託)よう配慮をすることとされていることです。
昨年秋のパブコメ募集の際に出てきた両立配慮に関する意見に対する考え方では、以下のように書かれています。
・本規定は、フリーランスの妊娠・出産・育児・介護(以下「育児介護等」という。)について、事業者が就業条件等について必要な配慮を行うことで、フリーランスが育児介護等と仕事を両立できる就業環境を整備しようとするものです。
・また、事業者が講ずべき必要な配慮の内容等については、現場の実態も踏まえながら検討し、指針等においても具体的かつ分かりやすくお示しするとともに、丁寧な周知も行うことで、フリーランスの希望や仕事の内容、事業者の状況等、個々の当事者間の事情に応じた柔軟な配慮が行われるよう取り組んでまいります。
フリーランスの両立配慮に対してどのような指針が出てくるのか、雇用者の育児介護に影響を及ぼすような内容になるかもしれず、興味深いところです。とにかくこれからの日本にとっては最重要課題は少子化対策。今後の研究テーマにする予定です。
●要綱
https://www.cas.go.jp/jp/houan/230224/siryou2.pdf
12月~2月の3か月は色々なことがあり普通の生活ができていなかったのですがやっとここに来て落ち着いてきました。気が付けばベランダの花もだいぶ綺麗に咲き始めており、また蕾が小さくですが現れてきたものもあり、春が来る予感がしています。
仕事やるぞ~と思っているのですが、先送りしていた会議が多くて、1日中zoomミーティングをやっている感じです。会議がzoomになって、移動がなくロスが少ないことと、あまり長くはできないのでだいたいの会議が1時間か1時間半になったことは良かったのですが、移動時間がないので、ひっきりなしの会議はかなりこれまた大変です。移動時間も本当は切り替えや頭の整理の時間に良かったのだと思います。