OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

母子手帳世界に広がる

2021-10-10 19:40:28 | 雑感

先日テレビを見ていたところ母子手帳を世界に広げる支援をしていることを知りました。この事業を行っているのはJICAということで、非常に素晴らしい事業だと思い調べてみました。以下JICAのHPからの引用です。

母子手帳とは、妊娠中及び出産時の母子の状態、子どもの成⾧・健康状況を、継続的に記録するための冊子です。家庭で参照できる育児書としての特徴もあります。
日本では、1948年にそれまで使われていた妊産婦手帳と乳幼児体力手帳が統合され母子手帳の活用が始まり、今では母子の死亡が最も少ない国の一つになっています。
母子手帳は、母親や子どもが必要なケアを継続的に受けられるようにするための重要なツールの一つです。JICAは、世界の母子の命と健康を守るため、開発途上国における母子手帳の導入・普及を支援しています。
(注1)世界年間出生数1億4千万人(出典:ユニセフ世界子ども白書2019)より推計
(注2)2019年JICA推計

私は比較的記録などは整理しておく方だと思うのですが、息子の母子手帳は上記の狙い通りかなり長い間活用しました。一番役立ったのは予防接種の記録で、どのような予防接種をいつしたのか確認できるのは有難かったです。手元にある母子手帳を見てみると、5歳健康診断の記録もあり、血圧は88~46(異常なし)などと書かれており5歳児でも血圧を測ったのだとなんだかほほえましく思えます。

新幹線など日本の素晴らしい技術を世界に向けて輸出していたところ、今や中国や韓国に価格で負けてしまうことが多くなかなか日本の技術を輸出することが少なくなっていると聞いたことがあります。母子手帳の仕組みなど日本の持つ優れたソフトのインフラはまだまだ世界に向けて輸出する意味があるものが沢山あるのではないかと思います。

コロナ前、全国社会保険労務士会連合会の委員会の仕事で日本の社労士制度をインドネシアに輸出するお手伝いをさせていただいたのですが、あの事業は本当に意義のあるものであったと思います。コロナ禍なかなか次に進めない状況ではありますが、まだまだ今後日本のアイディアあふれる仕組みをどんどん世界に広げていけると良いなあと、今回改めて感じています。

JICAのHP
https://www.jica.go.jp/activities/issues/health/mch_handbook/index.html

ここ1年間取り組んでいた顧問先の案件が9月で終了しました。事務所全体で対応しなければならない作業量で、班を超えて横断的にスタッフに担当してもらいました。終了の報告を受けてホッとしていたところ、顧問先よりOURSの頑張りに対して「感謝状」を贈りたいとのご連絡を受け、先日事務所で授与式が行われました。

30年近く社労士の仕事をして、沢山の顧問先やご相談者からお礼を頂くことができ、本当にやりがいのある良い仕事だと思っていましたが、「感謝状」を頂いたのは初めてのことです。膨大な作業が必要な案件でしたが、優先順位をつけて、戦略的に取り組むことにして、行政に交渉したのですが、「その時先が見えてとてもホッとしたのです」と感謝頂いて、コンサルティングの意義を再確認することができました。しかしコンサルティングの後、10か月近く中心になって処理を毎日コツコツと遅くまでやってくれたリーダーはもちろんのことリーダーを中心に手伝ってくれたスタッフが一番の功労者だったと思います。