OURSブログ

社会保険労務士としての日々の業務を行う中で、考えたこと、感じたこと、伝えたいことを綴る代表コラム。

テレワーク時の労働時間の把握について

2020-09-13 15:24:54 | 労働基準法

テレワークについてのオンラインセミナーを依頼されたので、この週末はレジュメを作成していたのですが、「情報通信技術を利用した事業場外勤務の適切な導入及び実施のためのガイドライン」を読み込んでいる中で時間外労働の取扱いについて若干合点がいった記載があったので、取り上げてみたいと思います。

2 労働基準関係法令の適用及び留意点等の(2)労働基準法の適用に関する留意点 エ時間外・休日労働の労働時間管理について」一部省略

 労働者が時間外、深夜又は休日(「時間外等」といいます。)に業務を行った場合であっても、事前に申告し使用者の許可を得なければならず、かつ、時間外等労働の実績について事後に使用者に報告しなければならないとされている事業場において、労働者からの事前申告がなかった又は事前に申告されたが許可を与えなかった場合で、かつ、労働者から事後報告がなかった場合について、以下の 全てに該当する場合には、当該労働者の時間外等の労働は、使用者のいかなる関与もなしに行われたものであると評価できるため、労働基準法上の労働時間に該当しない、とされています。

①時間外等に労働することについて、使用者から強制されたり、義務付けられたりした事実がないこと

②当該労働者の当日の業務量が過大である場合や期限の設定が不適切である場合等、 時間外労働等に労働せざるを得ないような使用者からの黙示の指揮命令があったと解し得る事情がないこと

③時間外等に当該労働者からメールが送信されていたり、時間外等に労働しなければ生み出しえないような成果物が提出されたりしている等、時間外等に労働を行ったことが客観的に推測できるような事実がなく、使用者が時間外等の労働を知り得なかったこと

※ただし、事前許可制及び事後報告制については、使用者から労働者が実績通り申告・報告しないよう働きかけや圧力がないことなどが記載されており、留意が必要です。

企業からのご相談において、出張先で仕事を終えシャワーを浴びた後メールを確認するとその時間は労働時間になるから注意してくださいというお話をよくしていたのですが、メールを送信はせず確認する程度であれば労働時間と判断されないということもあり得るのだろうかということで覚えておこうと思いました。なお、省略して書いてありますただし書きにもあるのですが、細かな点で留意が必要なので以下でご確認ください。

●テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン(厚生労働省)より

https://www.mhlw.go.jp/content/000553510.pdf

最近とみに細かな字が見えなくなり、先日人間ドックで検眼したところ、唯一の自慢だった視力も1.0になってしまいました。これまではおおむね視力は1.2、勘が働くと1.5ということでした。これは合わないメガネで仕事をしているせいであろうと勝手に自己診断をして、真剣に対応しないとならないと考え先日これまでになくしっかりとしたメガネを購入しました。今のところその効果はまだ実感できていませんが、できれば根を詰めて仕事をしたときに夕方になると目がしょぼくれるのが収まってくれるとよいなあと思っています。

だいぶ夜などは秋っぽい涼しさとなりました。今年はコロナウイルスのせいで何となく実感の乏しい日々のように感じますが、季節の変わり目でもあり体調に気を付けて、さわやかな秋を迎えたいと思っています。