ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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思い出写真館

2011年01月15日 | 海外ロングステイ

イグアスの滝

昨年暮れのブログでサンパウロのクリスマス夜景の写真を載せた時にも書きましたが、私は1969年から79年の10年間ブラジルに赴任していました。
10年間のブラジル赴任中にはサンパウロ、リオ・デ・ジャネイロの他にもあちこち国内を旅した思い出が残っています。
その思い出の中でも特に印象深いのが「イグアスの滝」です。 
               
10年の滞在中に3回訪問したことがあって、最後にイグアスの滝を見に行ったのが1998年のブラジル再訪問の時でした(写真下)
イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境をなすイグアス川最下流部にかかる世界最大の滝です。
滝幅4km、最大落差が約80mあって滝の両岸はアルゼンチンおよびブラジルの国立公園に指定され、世界遺産に登録されています。
「イグアス」とはグアラニー語で「大なる水」という意味で、イグアスの滝はナイアガラ、ヴィクトリアと並んで世界三大瀑布と呼ばれています。
初めて訪れた時の感動は今でも忘れられず、イグアスの美しい「虹」は晴天ならばいつでも観察出来ます。
「悪魔の喉笛」と呼ばれる滝の中央部の真正面辺りまで橋が作られていて近づくことが出来ますが、傘とレインコートが無いと全身ズブ濡れの洗礼を受けてしまいます。
また、もう一つ驚いたことは豪快に流れ落ちる滝の裏側の岩場に鳥が住んでいて、水の勢いをモノともせずに鳥たちが滝の裏側に出入りしていることでした。
条件がよければ満月の夜、闇に浮かぶ虹を見ることもできるそうで、伝説ではその虹には命を蘇らせる力があり、見た者を幸せにするそうです。