きのう何食べた？

私の料理歴はほぼ長女の年齢と同じ、実家に居る時は
ピアノを盾に全くしなかったし結婚後10年も、同居していた
義母がせっせと作ってくれたので初めてキャベツの
千切りを切った時には夫に「ウサギに食べさせるんじゃ
ないんだから！」と言わしめる程ぶっとくしか切れず
火加減も調味料の使い方も全く分からず。

母に聞いても「んー、適当。」とO型丸出しの回答しか
得られないので自己流で作るしかなく、それ以来今まで
ほぼ本とネットで手探りで家事炊事全般を行使するしかなく。

それでも何とかニンゲンの食べる物が作れるように
なってきてはいるのですが、何せマニュアル人間なので
応用が利かずレパートリーも偏り勝ち、まぁハラに
入れば一緒、とこれまたO型らしい仕業でいたところ、
先日町内会のバザーで手に入れた漫画を読んで
目からウロコがぼろぼろと落ち。

それはよしながふみ氏の『きのう何食べた？』、ちょっと
前から気になっていた漫画だったのを1冊10円で入手して
読み始めたら止まらず、結局不足していた巻数全部を
ブックオフオンラインで購入、現在楽しみつつ読んでいる
最中。

この作品では日常の、普段使いの夕飯の描写が事細かに
描かれており参考になりそうなことがてんこ盛り、
豚の生姜焼き一つ取ってもなるほどなぁと思うことがあり
今まではせっかち＆面倒くさがり・肉が固くなりそうで
色が変わるまで炒めて水気を切って盛り付けていたのですが
コツの一つである「ちゃんと水分を飛ばす」を実行して
みたらホントにしっかりと味が染みこんで美味しく出来上がり。

娘達に食べ物の好き嫌いがあるので全部は試せないけれど、
これはと思うものをこれからも参考にさせて頂きたいので
ございます。

調味料も少なめで済んだ。

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