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吉野公佳 虚々実々 その140 「池上遼一の修羅雪姫 外伝」

2009-02-05 22:36:12 | Weblog
池上遼一の「修羅雪姫 外伝」単行本を一気読みした。

「雪」が「吉野公佳」その人に見えるのは、
気のせいというか思い込みのせいだろうか?

その美しさと剣の冴えは「眠狂四郎」を彷彿とさせるのだが…
修羅雪姫の「業」と孤独は、凄まじいものがある。

眠狂四郎は、封建体制の批判者であり
ヒーローかつアンチ・ヒーローであったが、
鹿島雪は母娘二代に渡る「復讐鬼」であった…

復讐鬼の末路は悲惨なことが多いものだが、
「雪」の場合は、悲願を成就し
なおかつ生き延びるのだから…
これもハッピーエンドというのだろうか。

☆   ☆   ☆

秋山莉奈ちゃんは2月4日には東京に戻っているものの
吉野さんは、京都のホテル住まい。
長くなるのだそうだ。

2月5日付けのカレンダー・ダイアリーで
吉野さんは「修羅雪姫」の撮影であることを明記し
同じく2月5日付けのブログでは撮影現場をアップしている。

自信作であることを伺わせますねぇ。

役名について、吉野さん自身は語っていない。
状況から考えて、「雪」以外は有り得ないのだが…
頭についてる「花」が気になりますねぇ。

☆   ☆   ☆

私としては「外伝」の実写版というのがいいんだが…
時代設定を含めて、だいぶ違ってるような気もする。

ともかく「凄惨なまでの美しさ」!を
テーマに、映像化してほしいものです。
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