YUKI

言語、言語で表現できることすべて

文法覚書1

2008-03-27 21:14:57 | Weblog
述語動詞の形が表す「時制」は2つしかありません。
現在時制と過去時制です。
未来は、助動詞などの力を借りてるので「述語動詞の形」とはいえませんネ。

現在時制は「普遍時制」と云った方がいいのでは?という人もいます。
現在時制があらわすのは、普遍的なこと、時を越えていること…
例えば、変わらぬ真理や一般的事実。
今も昔もこれからも変わらぬであろう習慣・性質など。

過去時制は、既に成立した「事実」を表します。

この2つの時制に「相」aspect→「進行相」「完了相」がプラスされますヨ。
「相」とは、述語動詞が表す「動作・状態」を
話者がどうとらえているかを表します。

進行相→「進行形」の意味は…
①~している
一連の動作の途中であることを表します。
その動作は、意思により「止められる」動作です。
②~しつつある
動作の完了に向かっていることを表します。

動詞に動作動詞・状態動詞という区別があります。
進行形にできるのが動作動詞で、出来ないのが状態動詞。

動作動詞であり、状態動詞でもある動詞は結構多い。
I have a book about Japanese Anime.(持っている)
I am having lunch.(食べている)
I live in Tokyo.(永続的)
I am living in Tokyo.(短期間の仮住まい)

完了相→完了形の表す意味は…
①経験~したことがある。
②動作動詞の完了形~してしまった
③状態動詞の完了形~している

動作動詞で継続の意味を表すには
完了進行形を使いますヨ。よく出来てますね~♪




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