YUKI

言語、言語で表現できることすべて

原発の全交流電源喪失事故を予測していた作家「真山仁」、菅政権を憂う

2011-04-17 23:48:44 | Weblog
低線量被曝は、ただちに危険なものではないから「安全」
10年後にガンになっても因果関係証明できないから
政府は裁判に負けないもんネ~

これが菅政権+御用学者の見解なんだろうな。

うちのオカンが言ってた、
最初に水素爆発した時点で放射性物質が
相当量吹き飛んでるって。

こんなん、誰の目にも明らかなのに
ミンスは未だにバカやってます。

さて、「真山仁」という小説家なんだが…

彼は、原発が全交流電源喪失するという事態を予測し、
既に3年前に小説化!
あり得ないこと書くな、
なんて「専門家」からバカにされたりしたそうですけどネw

そんな彼が、菅の判断ミスとミンスの失態
私の言いたいこと全部、言ってくれてます。

『何もできない人ほど何でも自分で決めたがるものです』
『役人の知恵を生かせないという民主党政権の弱点が最悪の形で出ました』
『農業を一気に振興させないと、日本だけが食糧危機になってしまう。』
『政権は今年どうやって生きていくかを真剣に考えているようにみえません』

最悪ってのは、ホント、
考えられないほどの「偶然」が連続するもんなのよ。

原発で全電源喪失という非常時に
ミンス政権で、菅が総理大臣だったってのも
そんな「偶然」の一つ。

***********************************
原発事故予言ハゲタカ作家「菅政権の判断ミスは犯罪的だ」
zakzak 2011.04.16

電源を失った原子炉、火災や爆発、海水を消防車でくみ上げて放水…。
いま、まさに福島で起こっている事態を予言したかのような原発事故を
3年前に小説で描いていたのが、『ハゲタカ』で知られる作家の真山仁氏(48)だ。

菅政権の「犯罪的な」判断ミスが事故を悪化させたと批判する真山氏が、
今後想定される「食糧危機」への備えや、
新たなエネルギーとしての地熱発電の可能性について語った。

2008年初版の真山氏の小説『ベイジン』は、
日本人エンジニアの指導によって中国に建設された原発が
完全に停電する「ステーション・ブラックアウト」
(全交流電源喪失)がモチーフになっている。

 ――小説を現実が再現するような展開となった

 「当時、ステーション・ブラックアウトを小説に使いたいと言うと、
何人もの原発関係者に『ありえないものを小説にするのはやめなさい』と言われました。
地震による緊急停止は想定内でも、
自家発電の電源まで失われる事態は想定していなかったのでしょう。
今回、震災当日の夜に原発が停電になったと報じられた時点で
『これは大変なことになるな』と思いました」

 ――その後の事故対応で問題なのは?

 「いまだに東京電力が前面に出て対応している点です。
電力会社だけで止められなくなった瞬間に国が動くべきだった。
すぐ水を入れればよかったのに、
一刻一秒を争う処理を誤ったから、まだ止まらない。
処理を東電に預けた菅政権の判断は犯罪的なぐらいにまずかった」

 ――判断を誤った理由は

 「役人の知恵を生かせないという民主党政権の弱点が最悪の形で出ました。
経済産業省にはIAEA(国際原子力機関)に出向しているプロもいるし、
原子力委員会にはIAEAで原子力部長を務めた委員もいる。
(核燃料再処理施設のある)青森県六ケ所村にも
IAEAの人間はたくさんいます。
彼ら原発のプロになぜ任せなかったのか」

 ――菅直人首相は指導力をアピールしたがっているが

 「何もできない人ほど何でも自分で決めたがるものです。

大きなトラブルのとき、決裁権は現場に下ろすのがルールなのに、
菅政権は自分が決めたいけど決められないのでたくさんブレーンを入れるだけ。
対策本部ぐらい福島県庁に作るべきです。
大臣もちょっと現地を見に行く程度で東京から離れない。
政権が『俺たちは命がけだ』という姿勢を見せるべきだ」

 ■「まずは古い原発を止めろ」

 ――事故を収束させるにはどうすればいいか

 「日本政府の手から離して米軍や国連など
国際チームに任せるしかないのではないか。
世界の原発関係者には
『1つの原発が止まると世界の原発が止まる』という認識があり、
フランスや米国にとっても他人事ではない。
世界中の専門家によるチームを作るべきだ」

 ――日本の原発は信頼を取り戻せるのか

 「震災の復興より時間がかかるかもしれない。
まず何が何でも安全に止めること。
そして津波に関する提言を無視したことを含めて
何がダメだったのか徹底的に検証する。
そのうえで、今回の事故が異例中の異例だったと説明できないと、
他の原発も止まってしまう」

 ――今後のエネルギー政策については

 「停電でこれだけ騒ぎになっているので、
原発をゼロにすることはできないと思うが、無理させないことが重要。
危ないのは新しい原発ではなく古い原発。
まず古い原発を止めるのが大事です」

 ――ベイジンより前の小説『マグマ』では地熱発電の可能性について描いている

 「小説を書いた当時は、地熱発電に適した立地が
温泉や国立公園に多いことが問題でしたが、もうそんな時代じゃない。
地熱の一番の魅力は太陽や風と違って24時間稼働できること。
日本は火山大国なので、国中の電力をまかなえるほどの
潜在的なエネルギー源があるといわれています。
現在、地熱発電の比率は0・2%ですが、
10年以上のスパンで10~20%にすることを考えてもいい」

 ――一方で、原発ばかりに話題が集中していることを危惧しているとか

 「たとえば農業の問題です。
今年のコメはどうするのか。
東北が被災して減った収穫量をカバーするには、
西日本の休耕田をおこすなど手を打つべきです。
農業を一気に振興させないと、日本だけが食糧危機になってしまう。
水についても飲料水メーカーが増産態勢というが、
渇水などの対策はどうするのか。
政権は今年どうやって生きていくかを真剣に考えているようにみえません」

 ■真山仁(まやま・じん) 作家。1962年7月生まれ。大阪府出身。
同志社大法学部卒業後、中部読売新聞(現読売新聞中部支社)入社。
89年退職。2004年、『ハゲタカ』でデビュー、テレビドラマや映画化されて話題となった。
主な著書に地熱発電をテーマにした『マグマ』、
ハゲタカシリーズの『レッドゾーン』、
中国での原発建設を舞台にした『ベイジン』、短編小説集『プライド』など。
***********************************

ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎



ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎

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Japan Quake map …群発地震が凄すぎて、涙なしには見られません

2011-04-17 12:55:56 | Weblog
被災地以外にいる人たちに、
今、日本で起こっていることを分かりやすく伝えるために
Japan Quake Mapというのを作ったというんだが…

http://www.japanquakemap.com/

地震は、震源地を中心とした円で表されており
震源の深さは、円の色
時系列に沿って次々にディスプレイされる。

311M9.0地震が、いかに巨大なものだったのか
確かによく分かる。



余震の凄さ…日本は集中砲火を受けているようなもので
日本国民として涙なしには見ることができない。



小松左京の「日本沈没」が実現してしまうのか?
とさえ思えてくる…

☆   ☆   ☆

しかしまぁ、1000年に一度なら
我々はともかく、
日本列島は何度も体験したことなんだろうし
そんな日本列島は今もこうして存在している。

私も、震度3や4なら、
マグニチュード6.5以下で津波の心配がないなら…
大したことないと感じるようになった。

怖いのは、
本震マイナス1のマグニチュードと云われる
最大余震マグニチュード8が、どこで起きるのか?ということ。

日本全国どこでもなんだが
特に、東北・関東…
東京がもし直下型に襲われたら、日本が危ない。

石原慎太郎なら、こういった危機意識持ってるでしょうね
ren4みたいなミンス無能衆とは違って…
今は、それだけが頼り。

津波が起きたら、とにかく「急いで高いところへのぼれ」
都市直下型の縦揺れなら、とにかく「頭を保護して机の下に入れ」

災害対策というのは買い占めることではなく
どうすれば生き延びられるか、という知恵と備え。

***************************************
http://www.japanquakemap.com/
Japan Quake Map

About this site

On the 11th of March 2011, the world's media reported
a massive earthquake off the East coast of Japan.
It turned out to hit magnitude 9 on the Richter scale,
and caused a devastating tsunami;
the region's nuclear power facilities
have been experiencing major difficulties
since the earthquake and tsunami triggered
a series of events leading to massive overheating.

The Japan Quake Map on this website pesents
a time-lapse visualisation of the Sendai earthquake and its aftershocks,

primarily to help those outside the affected area
understand what the people of Japan are experiencing.

It plots earthquake data from USGS on a map
using the Google Maps API,
with the size of the circle denoting the magnitude
(the higher the magnitude, the larger the circle)
and the colour showing the focal depth
(see the legend below the map).

How to use the Map

The map will start playing through the earthquakes,
starting on March 11 2011, once it finishes loading.
The controls to the right allow you to play/pause the animation,
jump to the start or end of the sequence,
or adjust the playback speed.
You can also use the links above the map
or the "Show Day" dropdown box
and links to the right to view quakes from a specific time period.

Site built by Paul Nicholls,
developer of the Christchurch Quake Map website.
**************************************  

親子のための地震安全マニュアル―家庭で備える地震対策最新情報!
クリエーター情報なし
日本出版社

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