AV（アダルトビデオ）の原価

単体もののアダルトビデオ
1万本出荷するとして…

DVD卸値→\1,000
DVD原価→\300

なお…
原価のうち\100程度がDVD制作費
原価のほとんどがAV嬢のギャラ

実費でいえば、
制作費が300万で、
AV嬢のギャラとして事務所に払うのが200万

…といったところでしょうか。

3,000本売れれば、メーカーは、
モトが取れることになりますねぇ。

10,000本売れれば、メーカーは700万の純利益♪

…これだけ売れる単体AV嬢というか
少なくとも1本あたり手取り100万の単体AV嬢は
トップの一握りでしょうねぇ。

大体、このクラスは専属で
月に1本程度しか撮りませんから年12本
コンスタントに1万本売れたとしてメーカーは
8400万の純利益。

バブル後で感覚が狂った当方としては
案外と、額が少ないように思えるのです。

☆　　　☆　　　☆

不況のあおりと整形技術の進歩で
AV嬢の「質」が過去最高の昨今ですが…

いくらサイボーグ的に綺麗なAV嬢であっても、
「物語性」というか「感情移入」が出来なければ
「ヌケナイ」＝「大ヒットしない」
ということが分かってきますた。

そこで！ピークを過ぎた？芸能人に
高額オファーをするのが昨今のAV業界の流行。

「人生（の堕ち具合）でヌク、芸能人AV」…なんだとか

高額オファーのmuteki は、
着エロなどのナンチャッテではない真性芸能人には、
ギャラとして5,000万程度を見込んでいるらすぃ。

これは、10万本売れる見込みがなければ、
商売にならない金額。

mutekiから出た鈴木早智子のDVDは
予約だけで20万本というものの
予約段階で半額セールやってましたｗ

自前のDMMで販売できる北都ならではの
荒業ですなぁ。

芸能人の格からいえば、鈴木早智子>>>吉野公佳
でしょうからギャラは…
5000万か、それ以上のはずとはいえ
20万本売れたらメーカー大喜び…とはいきません。

レビューコメントは最悪ですから
予約が販売のほとんど総てでしょうし、
公約通り、30館ほどで上映する
一般映画を製作しなければならないわけで…
その制作費も、このDVDから捻くり出すわけです。

ど～せ、オオコケするのは分かりきっている映画ですから
DVDが20万本売れて、やっとトントンくらいでしょうｗ
それゆえの半額セールでしょうねぇ…

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川村某の映画といい吉野某の映画といい
北都がからんだものは頓挫してますなぁ。

「白日夢」にインスパイアされたという
日米合作、島田某の本番映画もウヤムヤになってるし。

映画は、アタリハズレが大きいものの
邦画が十分に元気な昨今ですから
誇り高き映画人がAV資本で映画を撮るというのは
大きな抵抗があるはず。

第一、キャスティングがうまく行かない…

鈴木早智子の場合、映画製作どうなるのか
結構、見ものかも。

どんな監督・役者・配給会社が北都と手を組むのか
興味津津です♪

スカパーが北都と手を組むのとはワケが違うからねぇ…