YUKI

言語、言語で表現できることすべて

同化と異化

2008-05-04 02:02:30 | Weblog
「同化」というのは「蒼穹のファフナー」のキーワードだと思うのだが、
人間にとっては「異化」というのも大事なものだ。
食事一つとっても、食料を異化しているからこそ、
栄養素として自分に同化させることができる。

自己と他の区別は、生命現象の根本でもある。
同化と異化が表裏一体となって生命が可能となる。

さて、文学においても「異化」は重要な概念だ。
日常を「異化」してこそ、見えてくる真実がある。
そのための「仕掛け装置」の工夫が、文学の醍醐味であろう。
アニメやSFだって、そうだと思うぞ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蒼穹のファフナー2

2008-05-04 01:23:50 | Weblog
「オマエはオレだ」

「オレはオマエだ」

この会話は…「蒼穹のファフナー」にあるが
石森章太郎の「リュウの道」最終回にもある。
死んだ三ツ目を生き返らせるためのセリフだった。
神にも匹敵する存在になったことを象徴するもの、という印象を受けたものだ。

「死」をも解除するコードなのだから。

さて、ミールは「無限の情報体」であり、竜宮島で、
結晶体からバイオスフィアに自己改造したという。
竜宮島=地球 になりつつある。

ミールは生命を学んでいるという設定だが…
思うに、この宇宙で最も複雑高度な物質循環の形態が「生命現象」なのだ。

まぁ、涼宮ハルヒの「情報統合体」って宇宙規模のミールと言えるのかな?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする