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市立枚方病院の駐車場が有料化されます・・・枚方がやせ細ります・・

2016-05-17 09:43:07 | 月刊『平和がいちばん』
 
    枚方市駅前にオープンした「 枚方T-SITE 」 生活提案型複合施設として、5月16日オープンしましたが・・・


なんでの民営化 なんでも有料化 これは「公」「公務員」は不要という流れの中で起こっています。市民の会のニュース「平和がいちばん」の1面を紹介します。
  
「市立ひらかた病院の駐車場が「有料化」されます。「財源確保」が目的とされる有料化の内容は前号「意見箱」の通りです。市民が自動車で受診に行けば、医療費の他に駐車場代も負担しなければなりません。有料化により市にはいくらかの収入があるでしょうが、別の視点から言えば、市有の土地で民間会社が駐車場経営をすることです。その会社の本社が東京にあるなら、市民の支出が東京に流れ続けることになります。市の施設で使う市民のお金が市外に出ていく。これは枚方にとっていいことなのでしょうか?

 市長は「現官公庁団地」や「現市民会館跡地」などの再編整備について、「人が集まるまちづくり」のため「民間施設を含む庁舎の一体整備」や「跡地への民間活力導入、商業施設やホテル、高層マンションの誘致」を進めるとしています(28年度市政運営方針)。わかりやすく言えば、現在の市役所や市民会館などの土地を民間会社に売却して、その金で新庁舎を府や国と合同で建てようという構想です。財政負担も少なく、庁舎の新築もでき、市駅前の再開発でにぎわい創出もでき、利点ばかりだというのです。この考えの要点は、市の財産を売り払ってお金を作り出すことです。広い土地を売り払いますが、新築の高層ビルが市の財産として残ります。その時点では収支はプラスか、少なくとも市予算の大きな持ち出しはありません。しかし市有地の売却は次世代に受け継ぐ財産を減らすことです。数十年後、また建て替えなければならない時の財源はどうするのでしょうか。

 4月から始まった牧野とさだ図書館・生涯学習市民センターの「指定管理者制度」導入も同じです。民間会社(本社は東京)が利益を得て、雇われて働く地元市民は非正規雇用で低賃金。市の施設を使って、東京の会社が儲け、低収入の市民が生み出されるこの制度。市内の若者は不安定な職が増えるこの枚方を見限り、人口流出に拍車をかけます。

これでは結果として枚方がやせ細ることになります。なんでも「民間活力導入」に賛成はできません。

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