平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会共同代表 大田幸世 平和が一番 市民の広場「ひこばえ」

枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

枚方の支援教育・・・ともに学び ともに育つ・・・が、潰されようとしている?!

2022-10-24 15:11:05 | 枚方市での子育ては今
今年5月に突然沸き起こった、文科省通達による「支援教育の・・改革?」 当該者を無視し、現場の子ども達の様子も知らない、無責任な教育長に対し「怒り」の声が沸き起こった。
 保護者の方から 以下の報告を頂いた。(「平和がいちばん」10月号より)

不登校と支援学級と隔離政策と
30日間欠席しないと「不登校」にはカウントされません。2021年の枚方市立小中学校「不登校」カウント数は871人。複数の学校が消えるほどの大勢の子が昼間お家の中で「生きています」。
そこで大阪では「困り感」があれば支援学級が利用できる運用がなされてきており、不登校という「困り」があるわが子も支援学級を使い始めました。不登校の背後にはその子の性質も絡みますので我が家の場合は急いで児童発達心理の専門家にもかかり「診断」を付けてもらい、自分のペースでリハビリ「登校」。

 さて、そんな中突如5月に枚方市教育長が「支援改革」に着手。教育委員会の方針決定もない独断。根拠は「4月27日文科省通知」。
 しかし、この「通知」の中身がお粗末で、支援学級在籍者は週の半分以上の時間を支援室で過ごせと「隔離政策」(8月に国連から是正勧告済み)。国の役人は言います。支援学級は「障がい者」のものだ。だから不登校や学業遅滞だの「障がい者」でない者が支援学級を使うな、それがこの国の法律だと。
 枚方市には、与えられたクラスの席に居ることが辛いので自宅に居る子が毎日1000人以上。子ども一人ひとりそれぞれ違う「困り感」に寄り添う最後の砦となっていた支援学級なのに、次はどこへ行けば学びの保障がなされるのかの代替措置も無いまま「改革」が進みます。

 子どもの姿が眼中にない教育長の正体は文科省役人でした。(4月から枚方市へ出向中)。件の通知の作成に「私も関わった」とまで枚方市6月議会でのたまう有様。はて?枚方市教育長、あなたにとってこの枚方市1000人以上の子どもの居場所と学びの保障とは?
 国費で義務教育費を全額まかなうことなく地方財源に依存する教師の給料。国の役人の言いなりの枚方市。
国は義務教育費を出し渋り、枚方市は市駅前の開発予算に税金を使う。市費で雇う教員も確保しきれず教員ではない「支援員」を投入予定。学校の劣化が止まりません。
地方開発予算と義務教育予算が天秤に掛けられている事自体が滑稽なこの日本。「駅前タワマンよりも義務教育を!」
                                     (枚方の小学3年生と幼稚園児の母)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。