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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

放射能健康診断100万人署名運動// 粘り強く頑張っています!

2015-06-16 07:38:29 | 枚方市図書館・生涯学習市民センター

 6月7日「ふれあいフェスティバル」で行なわれた、障害を個性として表現されている方のライブに参加しました。

原発事故から4年3ヶ月が経過した。福島の現状はなかなか伝わってこない。しかし、福島原子力発電所の廃炉工事が大幅に遅れ、放射能の汚染水が海に流れているのは、残念ながら間違いない。今の技術の限界。
 「市民の会」の月刊紙「平和がいちばん」に松田久子さんの記事が載せられているのがが、子ども達の現状が分かるので紹介したい。 以下、転載です。

 福島県は、5月18日に福島第一原発事故による被ばくの健康影響をみる甲状腺検査で、今年1月から3月までに新たに16人が甲状腺がんと確定診断されたと発表しました。事故当時、18歳以下の子ども30万人弱の健康調査結果の公表です。そのうち103人が甲状腺の摘出手術で甲状腺がんと確定、その7割はリンパ腫や肺にも転移しているという重篤なものです。通常、甲状腺がんは100万人に1、2人の発生率で非常にまれながんとされています。
          
 しかし、がんやがんの疑いがあるとされたのは、一巡目の検査(先行調査:2011~14年3月まで)で112人、二巡目の検査(本格調査:14年4月~16年3月まで続く)では現段階で15人、合わせて127人(内1人は良性と判定)となったと報告されています。そして、二巡目の検査でがんやがんの疑いと診断された15人のうち14人は、一巡目の検査でA判定(異常なし)と診断されていました。

 このような健康被害が毎回、報告されているにも関わらず、国や県は原因を原発事故の影響だとは認めていません。それどころか、原発の再稼動や、福島県への帰還政策を推し進めようとしています。
 私たち「放射能健診100万人署名運動実行委員会」は毎週金曜日の夕方、枚方市駅前で署名活動を行っています。また「五六市」などでも行っています。署名を集めて2年以上が経ちますが、まだまだ署名をしていない方に毎回出会い、協力していただいています。