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京田辺市民は、「震災がれき」の広域処理への問題点を市民に伝えている

2012-05-06 21:00:06 | 政治 平和活動
 北海道の泊原発が定期点検に入り、全ての原発が止まっている。このまま、再稼動をさせなければ、廃炉への大きな1歩だと思う。原発は大きな岐路にある。
 3月議会で京田辺市議会が震災がれきの受け入れを決議おこなった。その後、京田辺市民と同時に枚方市民として京田辺市長に対し「放射能震災がれきの受け入れを行わない」要請文を提出し、記者会見をした。それ以降大きな反響があるようだ。4月30日の京都新聞に京田辺市民グループが行った市長への申し入れが再び記事になった。カラー写真まで大きく出ており、「山城地域のページ」で紙面をかなり割いて取り上げられいるとか。

以下、記事内容抜粋。
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「震災がれき処理で波紋」 「京田辺市会が受け入れ決議」 「相次ぐ反対 対応注目」

市議9人から反対意見が噴出「絶対に放射能に汚染されていないと言い切れるのか」
「万が一、内部被曝などのリスクが起きた場合は誰が責任の取るのか」
賛否を二分した議論は約3時間に及んだが、決議案は即日採決され、11対9の賛成多数で可決された。

市民からの反響も市の動きを慎重にさせる。
「放射能汚染の不安が残る」「広域処理受け入れは反対」と、決議後に寄せられた電話メールは約600件に上る市長公室は「ほとんどが反対意見で、賛成の声は5件にも満たない。これほどまでの反応があるとは」と戸惑う。

市民グループ代表は
「議論が不十分なまま、採決を急いだ市議会には強い不信を感じる」と批判する。

決議の持つ意味は重いが、市議会や市民の間で賛否が分かれたまま結論を急げば、
さらなる行政不信を招く。市と市議会が、まずは市民の声を聞き、
被災がれきの処理に向けた共通の理解を築く努力が必要だ。 以上

 粘り強い京田辺市民を見ていると、この間の再稼動を止める粘り強い取り組みをしている見知らぬ多くの市民の存在を身近に感じることができる。