今日午後1時から千葉県議会棟で、県知事あてに「美浜区内における災害対策やまちづくり、県民生活に係る要望書」を提出しました。昨年の「市民要望アンケート」や地域を訪問する中で、この間、市民の方々から寄せられた具体的な県政に関わる改善要望等について取りまとめた4項目です。
県に対して県民のみなさまからの要望にこたえて、対策を講じていただくとともに、改善箇所について早期に改善等できるようお願いしました。密を避けるため、私を含め5人で懇談に臨みました。以下、要望項目です。
1.印旛放水路(花見川)の浸水被害区域図の作成と住民への周知について
2.旧企業庁事務所を含む千葉県企業局の跡地利用について、住民の声や意見を聞くこと
3.印旛放水路(花見川)護岸と突堤の改修について
4.磯浜大橋(磯辺2丁目側)への信号機と横断歩道設置について
印旛放水路(花見川)の浸水想定区域図の作成については、平成27年度の水防法改正により県内217河川のうち26河川が法に基づく「水位周知河川」とされ、県として取り組むこととなり、令和元年度から3階にわたり検討を進め、支川を含む127河川について「浸水想定区域図」の作成が行われてきました。「放水路」については対象となっていないが、区域図と内容は同じである「氾濫推定図」を作成し、自治体のハザードマップに反映できるようにする方向で、「来年度予算に計上するので、議決いただければ作成に入る」との回答がありました。
旧企業庁事務所を含む千葉県企業局の跡地利用については、美浜区内には学校跡地や旧真砂コミュニティセンター跡地、旧企業庁事務所などの跡地が残されています。今後のまちづくりにも大きく関わる跡地であり、企業局としての今後の活用のあり方を示していただくとともに、近隣住民の意見や声を聴取する場をつくるよう要望しました。
担当課からは、土地の処分などについては地元の自治会のご意見や声を聴いているとのことでしたが、「学校跡地やコミュニティセンター跡地については活用・処分方法は課題とされ、どのようにするかはまだ決まっていない」とのことでした。
今日の懇談を踏まえて、ビラなどでお知らせしていきたいと思います。要望をくださった方のところにも訪問し、現状をお伝えしたいと考えています。県の所管ではあるものの、市民生活に関わる課題ですので、今回、このような形で懇談の場を持ちました。来年度も美浜区委員会として懇談の場を設けて、市民・県民の願いを届けます。
要望をお寄せいただいたみなさまに感謝申し上げます。今日の懇談に対応していただいた千葉県職員のみなさま、ありがとうございました。
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