今日は高浜地域のことを考える「さざなみカフェ」で、防災と避難所のあり方について参加者のみなさんと懇談しました。地域のことをもっと知ろうと、毎月1回程度開催しているものです。
私の方からは、新型コロナなどの感染症対策が避難所運営に盛り込まれたことによる避難所のあり方が変わったこと、千葉市のハザードマップWEB版を印刷して、高浜地域の各災害の被害想定を示しました。加えて、災害は未然に防ぎ、被害の拡大を防ぐことが必要であることや、避難所運営は「女性の視点」を入れることが重要であることをお話ししました。
特に日本は体育館などを避難所としているため、プライバシーがないようなものです。そのため、この間の災害においても性被害も発生したり、洗濯物が盗まれるなどの被害も起きています。最近ではパーティションなども導入されるようにはなりましたが、避難所におけるこうした対策は今後も求められています。
今日の参加者の中には地域の防犯・防災にも関わっている方もいました。一番懸念していたのが地域とのつながりがない方(自治会に入っていない等)に、どういったアプローチが必要なのか、災害が起きた場合にそうした方への対応をどのようにするべきなのか、といった内容です。これはどこの地域でも課題としてあがっています。地域によっては、防災会が中心となって、災害時に活用できる「安心カード」をほとんどの世帯で記入されているところあります。
開発優先ではなく、防災・減災につながるまちづくりを進めていくことや災害時の消防力の強化、改良復旧への支援など国の財政支援の強化が必要です。私自身も今日参加して、地域のみなさんからの声をもとに、災害対策に取り組みたいと決意を新たにしました。
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