ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

民主党政権スタート 暫定税率撤廃

2009年09月17日 06時31分41秒 | Weblog
いよいよ民主党鳩山政権が本格スタートしました。
暫定税率撤廃、高速道路無料化、などの政策は石油業界にも直接、間接的に影響が出てくるはずです。

石油業界では軽油税が「普通税」に移行し、さらに納税帳票の書式レイアウトも変更となりました。
特別徴収義務者にとっては、対応が面倒な作業を強いられることになります。

不明な点などがございましたら、「ゆきんこサポートセンター」まで、
お気軽にお問い合わせください。

揮発油税、軽油税に関する税制システム対応も出てくるはずです。

当社ソリューション、「D-TAX」、「雪ん子」、「ペトロマスターEX」に関しましては、全て税制変更を想定した機能を搭載していますからご安心ください。
ワンタッチで、税制変更にもスピーディーに対応可能。

仮に、日毎に税制が変わっても対応可能です。

そんな訳で、あちこち飛び歩きます。
今日から、盛岡、秋田、青森です。

ディスクワークです

2009年09月16日 15時40分17秒 | Weblog
本日は、一日中、執筆作業です。明日からはまたまた、東北地方で灯油システム構築と販売セミナー。

灯油ビジネスは一ヶ所に地域の業者をたくさん集めてセミナーなんてしていたら、競合業者が金太郎飴のようにみんな同じ商売ばかりになってしまいます。
それでは、意味もないし、せっかく勉強して頂いた効果も薄くなるわけです。

ですから、地域の有力企業別に中身の濃い、販売セミナーを徹底的に行うわけです。

我々のビジネスは、「雪ん子」という灯油のソフトウェアを、単に販売することだけではありません。
システム運用の指導から具体的な販売戦略までお手伝いさせていただくのが我々に課せられた使命です。

お見積書には特に書いてありませんが、動くまで、導入効果が出るまで徹底したサポートを行うのが「ゆきんこサポートセンター」なのです。

今の時期は、灯油ビジネスに関するお問い合わせで忙しいわけです。

原稿やプレゼン資料を作成しながら、手を休めてブログを書いているわけです。
忙しい。

【3】.実践版 「灯油販売戦略」・・・直近の状況

2009年09月16日 09時26分15秒 | Weblog
最近、特に昨年度あたりから、配送を中心とする灯油ビジネスに脚光が集まっています。
理由は簡単、販売数量が増えているからです。
「何を言っている・」と不審に思う方が、石油業界にいるとしたら勉強不足です。

確かに、マクロ的には灯油販売数量は減少しているはずです。
しかし、全国的なSS閉鎖により、各地に「配送過疎地帯」が生まれています。
近隣の競合業者の倒産やSSセルフ化なども灯油配送体制の弱体化に拍車を掛けています。
ですから、しっかりとした灯油の受注・配送体制を構築している業者に消費者が集中しているわけです。
これでいいのです。

愚かな、販売業者は「燃料転換」などによる、灯油マーケットの話題を出して、灯油ビジネスの衰退を論じています。
そんな業者に限って、仕入れ先との協調を忘れ、
素人業者の掲示板などの仕切り価格情報などを盾にとり、仕入れ価格だけにこだわって、
まるで、評論家のような田舎のリテール業者が多いわけです。

ここはひとつ、冷静に「金太郎」のような「ごみ業者」の安い情報にとらわれず、
地域や自分の身の丈に合った経営手法で、ガッチリと灯油ビジネスで基礎をつくることこそが大切です。

とにかく、最近では特約店と販売店との絆が薄くなっています。
ですから、元売り情報や販売政策などももっとリテールサブ店に届かない。
リテール業者にとっては、「必要な情報」が非常に薄くなっています。
今後さらに、この傾向は強まるはずです。

灯油ビジネスは、あくまでもそれぞれの業者の独自性が成功の秘訣です。
業界が疲弊して同業者が淘汰されるほどに、面白くなるビジネスなのです。

昨年度、北東北では「カキモトショック」で、各社とも販売数量を大幅に伸ばしました。
消費者も、馬鹿値の安売りチケット灯油を購入して泣いた方が多いわけで、
価格も比較的しっかり値取りできています。

石油ビジネスの大きなうねりの中で、灯油ビジネスは、ドアツードアの「新たなビジネスフォーム」構築に向けて、

いよいよ、動き出しています。


仕事の波長 (サイクル)

2009年09月16日 05時39分14秒 | Weblog
バイオリズムとかサイクルとか仕事を行う上での波長と言ったものを感ずることがありますね。

気分が乗らないと自信を持った行動ができません。
文章などを書こうと思っても、筆が走りません。

スポーツ選手などのスランプもそうですね。
通常では考えられない、凡ミスなども起こり易い。
一般的に季節の変わり目におこりやすいそうですが、皆さんはどうですか?

私は、少し歳をとったせいか、最近波長が長くなったように感じています。
自分で仕事をしていると、誰でも、とてつもなく夢が膨らんでくる時もあれば、
くだらないことに不安を感ずる時もあるわけです。

なんには、マインドに抑揚があるから、仕事に勢いがつくという方もいらっしゃいます。
そんな方が、自己コントロールがうまい「仕事の出来るヒト」という事です。

どうも私は、その辺が苦手なようで、気分が落ち込むと仕事の進行もうまくいきません。
女性でしたら、情緒不安定、更年期障害のような現象ですが、男性にもあるのだそうです。

思索にふける秋の頃、
気分をうまくコントロールしながら、仕事のマインドをキープすることが大切だと、改めて気分転換しています。

最近、石油業界誌や新聞社などの担当者から
販売店(サブ店)の視点で、特約店や元売りによる石油ビジネスの展開と予測を考えてほしいとの要望が出ています。
今後は、リテール業界の抱える具体的なテーマと課題についての原稿なども要望されています。

課題と要望は無限です。
まだまだ、当分は為すべき仕事が多いようです。

何か良い商売はないモノでしょうか・・・

2009年09月15日 14時57分24秒 | Weblog
景気の二番底の話題があちこちで聞こえてきます。
民主党政権になったから、とかおっしゃる方もいらっしゃるようですが、
これ以上不景気になったのではたまりません。

全国を巡回していると公共事業の減少で、軽油などの減販を懸念する声も聞こえてきます。

「心は満タンに・・、だけど、財布はカラッポ」
なんて苦笑しながら嘆いている業者の方も多くなりました。

元売りによる特約店の「販社化」なども全国で進んでいます。
冗談ではありませんね。

「何か良い商売はないモノでしょうか・・・」が、
挨拶のような決まり文句のようでは困るのですが・・・・、

昨日は、東北地区の石油業界の計算センターの方と酒を飲みながら石油業界ビジネス談義。

後方電算関連の石油システム業界も厳しい状況は変わらなくて、脱石油ビジネスの方向で進んでいるようです。

ある元売り系計算センターなどでは、
次の時代のビジネスモデルとして「民間刑務所」でのデータ入力作業の受注業務、
java系プログラマーの育成講座まであるようです。
時間給が安いので、外国などとの競争にも負けないだろうなんて話です。

これからの時代は、何をするにしても、頭を切り替えないといけません。

民間刑務所とは、民間企業が経営する刑務所らしいですが、
設備が整っていて、カロリーによる健康管理もいいらしい。
体重は落ちるし、健康になって出所する囚人が多いとのこと。
さりとて、いくらダイエットでも刑務所暮らしはしたくないですね。

そんな事を話していると、
「石油ビジネス」に特にこだわる必要は全くなくて、いっそのこと
もっとフリーランスな立場で自由闊達に意見交換ができるような異業種交流が必要だという意見も出てきます。

これからは、色々な業界の知識も吸収しながら、ガソリンスタンドビジネスとのシナジー効果を発揮できる「何か・」を創り上げてみたいものですね。

どうせ新たなビジネスフォームを模索するなら、
今迄の常識や概念にこだわらず、もっともっと斬新な感性で臨まなくてはいけません。
なんて、夜のクラブで酒を飲みながら深夜までまじめに話し込んでしまいました。

最近、原稿を読んだ方から、色々なご意見やご質問なども頂戴します。
どうも、石油業界のセミナーはサブ店などには関係ないグローバルな話題で聞いてから聴講料がもったいないと思う方が多いようです。

特に、「新仕切り体系」などの話題が、中小業者やサブ店レベルで国際会計基準などとどうリンクするのか、
在庫の評価基準が決算に影響するほどの大きな金額でもないし、
なんて、声が聞こえてきます。

もっと判り易く、具体的に、「利益が出せる方法はないものでしょうか」というわけです。

TKCという税理士会計の会計ソフトのキャッチコピーが
「企業の黒字決算をサポートする」という事です。
TKCの「会計ソフト」で企業の収益力や、赤字が黒字に変われば訳はない話です。
よく考えてみると変なコマーシャルですね。



相場師の世界

2009年09月14日 09時08分04秒 | Weblog
今年は、灯油ビジネスに対する関心がたかまっているようです。
各種店頭油外収益の手法や店頭販売システムに手詰まり感が増幅してきたようです。

灯油ビジネスは、石油販売業者であれば、原価も売りも大体の予測がつくわけですから間違いない、
大方の「収益見込みは付くビジネス」というわけです。

しかし、拡販手法や売り方が判らないという方が意外と多いわけです。

灯油自体が商品上場されている「相場商品」ですから、
リスクはありますが「相場を張る」こともできるわけで、
石油ビジネスのプロとしての妙味もあるわけです。
そんな力のある業史にとっては、リスキーですが、「儲かる商売」

実需があれば、リスクも若干は軽減されるというわけです。

灯油ビジネスは、さらに、プロとしての相場観で面白くなっています。

当然私にも、相場や市況に関する問い合わせが増えているわけですが、
あいにく、私は相場師ではありません。

もう少し、相場の勉強をしてからと思いますが、
相場なんてものは、勉強して判るものではないようですね。

どうも、宝くじ、ギャンブル、相場は苦手です。

なんて書いていたら、東証株価が下落してます。
いよいよ、噂の、二番底の始まりですか、
不景気です。

【2】.実践版・灯油販売戦略・・・マーケットへの異業種参入の頃

2009年09月09日 06時12分45秒 | Weblog
そもそも、ホームセンターが灯油の販売を開始したのは14年くらい前からです。
首都圏の石油業者の方はご存じの方も多いはずですが、
当時は、私も石油流通ビジネスの最前線で商売をしていました。

北関東地区でKHやJHなどの大手ホームセンターが店頭で灯油の安値販売を開始した頃ですが、
ちょうど、ガソリンスタンドビジネスの疲弊が顕著になった頃と一致しています。

従来から、販売競争が激化していた北関東エリアではSSの経営状況悪化により、
合理化などで配送体制の弱体化が顕著でした。

もうひとつ、灯油の配送体制が弱体化した理由は「季節格差」も大きな理由です。

当時、首都圏では新興住宅地が盛んに開発されており、新たな住宅が急増、
地域の土地カンのある習熟したスタッフでなければ合理的な配送ができないという理由もあったように思います。
アルバイトなどの素人では個別的な宅配に時間が掛かり効率が悪かったのも事実です。

そんな理由から、
小口ポリ缶の灯油配送を断るSSが増えていたなどの理由もありました。

そんな訳で、
ホームセンター系の店頭現金売り灯油は新興住宅地周辺で、爆発的に売れました。
どんな立地のどこのホームセンターがどのくらい売れたのか、
私自身が、最初にホームセンターへ灯油ビジネスフォームを提案し
商品供給もしていたわけですから、当然中身を一番知っているわけです。
とにかく、最初は成功でした。

別に、今更そんな事を言って威張る気持ちはありません。
なぜなら、結果として、私の「業転ビジネス」はいくつかの要因で大失敗という結果になったわけです。
しかし、そんな失敗が、その後の石油流通ソリューションビジネスの原点となったのですから、現実は皮肉なものです。

灯油の販売戦略を公開するに当たり、
売れる理由。売れない理由。
それぞれ、明確な理由があります。

私は、その後の10年間、灯油配送システム「雪ん子」を持って、
自ら全国各地を巡回し、灯油販売最前線の現場を見ながら自分の考え方も検証しました。
私ほど、全国各地の石油販売業者と実際に面談した人間はいないはずです。
現在では、「灯油ビジネスを日本で一番知っている男」であると自他ともに認められるようになったと思います。

しかし、私は、評論家やコンサルタントではありません。

元は筋金入りの、リテール業者です。

今回は、自分の石油ビジネスの総括として、
できる限り、公開させていただきます。

最初におことわりしておきたいことがあります。
当然、現在の石油業界に関する弱点や反省事項を挙げることにもなりますから、
くれぐれも、気を悪く差ならないようにしてください。
お金を貰ってのコンサルティングなら、気を使うこともあるでしようが、
それでは、本音も言えない訳です。
「良薬は口に苦し」と思って、読み流してください。

全部読んだら、
貴方も石油流通のプロフェッショナルといったところです。

次へ、続く・・

【1】 .実戦版、「売り勝つための灯油販売戦略」

2009年09月08日 16時31分05秒 | Weblog
こうすれば売れる
皆様からのご要望が多い、灯油の販売戦略について、少し書いてみましょう。
題して、『ブログ・セミナー』、ご質問もお受けいたします。

しばらくの間、こうご期待の、本格ビジネスブログにモデルチェンジします。


同じ商品でありながら、
セルフSSやホームセンターなどの店頭で販売される「店頭灯油」と
受注から配達業務を伴う「配送灯油」では、
ビジネスオペレーション(業態)が全く異なります。

という事は、まず取り扱う灯油という商品は同じものでも、
商売そのものは全く別物であると認識すべきです。

消費者の指向にも大きな格差があります。

自宅にホームタンクを設置して定期配送で灯油を購入しているお客様もいらっしゃれば、
セルフSSやホームセンターの店頭へ自分で18㍑のポリ缶を下げてでも「店頭灯油」を買いに行く消費者もいます。

「配送灯油」と「店頭灯油」の単価の価格差は全国的にみて7円から12円程度まであります。
仮に18㍑の灯油を購入するとしたら単価が7円格差で(18㍑×7円=126円)、
10円格差で180円、12円の単価格差でも216円、ということです。
これではタバコひとつも買う事も出来ない金額です。
消費者指向とはいえなぜだろうと不思議でした。

最近「配送灯油」に再び脚光があたっているわけですが消費者もコスト意識に目覚めたというべきなのでしょう。

しかし、よく考えてみると、販売業者が気付かない理由がありそうです。
依然として巡回販売などの灯油も健在です。

ここでは、価格主体の「店頭灯油」販売はさておき、最近の外販配送を中心とする灯油販売最前線の傾向について考察し、具体的で有効な灯油販売戦略を考えてみることにします。

「灯油は、夏売れ!!」  今シーズンの灯油ビジネスがいよいよスタートします。

2009年09月08日 10時57分57秒 | Weblog
改めて、灯油に関する「拡販手法」を書いています。
月刊ガソリンスタンド誌、「変わるビジネス、変わるシステム」の
11月号に掲載予定の「売り勝つための、灯油販売戦略」です。

データベースを活用しての拡販マーケティング手法、
そして、受注から配送業務に至る合理化手法についての最新情報をお届けする予定です。

今月号の月刊ガソリンスタンドでは、北陸は金沢のチャンピオン企業、
松村物産様(エネオス系)を取り上げています。
実際の業務オペレーションを御覧に入れたいです。

受注コールセンターは交換機対応型のCTIで複数の受注クライアント対応。
ユーザーニーズに細かく対応する受注配送体制です。

東北、岩手では、昭和シェル石油の子会社である、
中川石油(株)様の灯油ビジネス広域展開が光ります。
他社との協業化の前に、独自の集約化を検討してみる価値がありますね。

これだけシステム機能が進んで、WEB環境も整備されてきましたので、
灯油配送ビジネスは、石油流通ビジネスの中でも、最先端のIT機能を駆使したビジネスとなってきました。

それほど大きな金額ではなくても、ダイナミックな広域ビジネス展開が可能ですから、
SS店頭のビジネスオペレーションよりも、進んでいます。
従って、夢はさらに膨らみます。

北国の有力業者は、『灯油は、夏売れ!』と言われます。
旧盆が終わると早くも灯油ビジネスの準備にかかります。

問い合わせの対応も、毎日忙しくなってきました。

私も、今週から、全国各地から呼ばれて
『灯油、拡販プロジェクト』セミナー、で忙しくなってきました。

興味がある方は、ご連絡ください、

灯油に関するシステムセミナー料金は、今年も無料で対応しています。
遠方の場合には、こちらからスケジュール調整をしたうえでご連絡という事でお願いしています。

全国どこでも、楽しく出張します。
できたら、美味いモノでも、血糖値が上がらない少しだけ、
ご用意していただけたら、嬉しいです。

ダイエットに血糖値、食事制限で楽しみも半減ですが、
頑張ります。

当然、既存ユーザー様からの無料セミナーのご要望も承っています。
久しぶりに、会って、話すのも楽しそうです。
お気軽に、お申し付けください。

ご連絡、下記メールでお待ちしています。
suga@yukinkonet.com