ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油配送用の最新ハンディPOSについて

2006年02月02日 09時48分05秒 | Weblog
最近のハンディターミナルPOSはウィンドウズで構築されています。
ネットワーク対応ですからインターネット環境も駆使できるのです。
昔は価格が40万円以上したハンディPOSも今では内部ソフトウェア込みで30万円から20数万円まで下がってきました。

しかし、性能は数年前の仕様とは全然違います。メモリーチップなどの採用により収納できるデータは飛躍的に増強されています。スペックとしては10倍以上です。すでに、強力な携帯用パソコンです

ハンディPOSの運用方法にも地域性があります。たとえば北海道地域では以前、灯油納入数量の不正記載の問題が新聞で消費者団体などから叩かれた事もあることから、灯油ローリー計量器とのケーブルによる連動も多いのですがこれには導入予算が掛かります。本州では小口対応が多いため使用するケースが少ないのであまりお勧めできません。最近では余計な経費をかけたケーブル連動は少ないようです。

なにしろ、ポリ缶に給油するたびに運転席まで帰ってその都度伝票発行作業をするのですから配送スタッフが大変です。実際にはせっかく高額な連動設備に投資をしてもほとんどがケーブルオフで使用されているのが現実のようです。

外付けプリンターはハンディPOSと別にスタッフのベルトなどに装着して伝票発行が可能です。しかし、プリンター自体の価格が高いのが難点です。ハンディPOSは小型ですがこれも高いのであまり現実的ではないようです。1セットで50万円くらい覚悟しなくてはなりません。これでは、導入コストが掛かりすぎます。

やはり、当面は現状のものがベストのようです。

導入コストを下げるための工夫をしていますが、PDA情報端末の可能性に注目しています。しかし、これにも外接プリンターが必要です。これらの課題を解決するため研究を重ねています。

ここ数年で、画期的な企画を実現するつもりです。ご期待ください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿