選挙が終わって、一段落といったところですが、安倍政権は「危機突破内閣」だそうです。
今回の選挙では「日本再生」、「復活」など現状打破を叫ぶ政党が多かったですね。
日銀の景気動向などでは微妙な言い回しで景気の推移を表現していますが、
これだけ、各政党が復活や再生、危機突破などの言葉を声高に訴えているという事は本当に日本は危機的状況にあるという事なのでしょう。
なんて気楽なことを言っている場合ではないと御叱りを受けそうですが、
現実、厳しい景気状況だと痛感します。
日銀の金融政策は政府とは別物で、異なる視点で動くという事ですが、
やはり、国民としては政治と経済は一体化していなくてはならないと思うわけです。
自民党安倍政権が大規模な景気対策予算を組むにしても国債発行を伴うものだと思いますが、
主に国債を引き受けるのが民間金融機関でしょうから、民間企業に融資という形でお金が潤沢に回ることになるのか、気になります。
SSの地下タンク問題などへの対応で、資金が必要なSS企業はたくさんあるはずです。
土壌に関する環境問題も、原発と同じだと思いますね。
全国のどこかで、漏油したタンクが爆発したり、地下水などが汚染されなければ政治が動かないという事なのかもしれません。
中央道の笹子トンネルのように老朽化した施設が二次災害を発生させるような事象が多発することで、初めて政治が動くという事です。
自民党の圧勝で、経済対策が最優先されることになるはずですが、
TPP問題などでは、財界と農業団体の意見が全く二分されており、輸出などの経済対策を優先させるのか、
内需の食品自給率を優先させるのか、いよいよ分岐点に入ってきたようです。
今後我が国の経済構造が変わることになるはずですが、
やはり、これからはグローバルスタンダードに地球規模で物を考える時代に入ってきたといえますから、TPPへの参加という流れになりそうです。
難しい時代になりそうですね。
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