ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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来シーズンから始まる本格的灯油販売戦略の概要

2006年03月27日 08時50分42秒 | Weblog
我々が約17年前に灯油配送システムを作った頃はウィンドウズも存在していなくてハンディターミナルPOSで伝票発行し売上データを計算センターへ伝送できる機能だけでも画期的でした。

次にデータベースを駆使しての「定期配送管理」による配送省力化の時代が来ました。その後段階的に販売戦略的な拡販機能も織り込まれ進化したものとなりましたが現在でもまだその当時の機能が全国各地で盛んに稼動中です。その後類似するソリューションも生まれましたが「雪ん子」は今でも成長しています。

最近では「雪ん子」の使用ユーザー層は大手商社や元売系販社スーパーディラーなどメジャーな企業が増えてきました。今シーズンの稼動成果により灯油配送システム「雪ん子」に対する期待は一層高まっておりさらなる機能向上を求められています。

現在、大手フリート系業者による灯油配送センター設置による広域配送展開の構築を実行中です。今シーズンから一つの県の灯油受注をフリーダイアルにより一箇所で集中受注する「コールセンター」を設置します。受注したデータは配送指示としてリアルタイムに地域別に配送担当者にメール配信されます。全体の業務管理は全て関東地方に設置されるサーバーで管理されます。
これにより全国への灯油受注配送体制は画期的な展開が可能になります。安いコストでの広域展開がスピーディーに可能となります。このビジネスフォームは「引き売り」とは全く異なります。
端的にいうならば全国に受注センターを設置して遠隔地に配置した配送スタッフや提携代行配送企業に対して受注データを配送指示として瞬時に配信する事が可能となります。

売上データや在庫管理、作業日報は配送スタッフのハンディーターミナルPOSからインターネット経由で受信しますから入力作業は不要ですし管理コストも掛かりません。決済は現金またはクレジットや引き落としにも対応です。これらのビジネスフォームは全て一部業者で実際に展開されているものです。来シーズンからはいよいよメジャー企業での本格展開が開始されることになりました。

灯油以外の商品の配送売上などにも活用されています。お弁当やミネラルウォーターをはじめ「宅配定期配送」をキーとするビジネスにも使用されています。
単なる、配送システムであった「雪ん子」は今後、最新のITビジネスソリューションとして「次の段階」へ向かいつつあります。

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