ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
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システム導入経費対収益効果のご質問

2006年04月04日 09時03分20秒 | Weblog
灯油システム「雪ん子」を導入するとしたら、最低どのくらいの販売量が必要でしょうか?
というご質問を頂きました。

外販でトップシーズン100kl以上のボリュームがあれば充分採算にのるはずです。まず、伝票手打ち入力のコスト、CTIによる受注ミスの防止、顧客管理機能を活用した拡販戦略により相当な収益向上も見込めます。

一般的にSSビジネスは「待ち」のビジネスですから灯油外販のオペレーションに弱く、実際のところ過去の流れに沿って慣れの商売をしているケースが多いのです。したがって配達灯油の拡販については意外と手法を知らないといった方が正確なのでしょう。

地域にもよりますが、最初に「雪ん子」を導入して「灯油受注センター」を設置しただけでも相当なボリュームアップが見込めます。実績として対前年比2倍も珍しくないのです。

軽油税納税管理システム「D-TAX」の場合、SS店頭の「自動車の所有者」のみの申告のケースと、販売店や直売部門の比重が大きい場合と業態によってかなり幅があります。
一般的には月間納税額が1000万円を超えたら還付金と欠減補助でシステム導入経費は「収益作業」となります。

さらに、買掛金管理、油種別平均単価管理、在庫管理、施設管理など流通を統合的に管理する事が可能となりますから管理部門の人件費コストも大幅な削減が可能です。
これから、さらにシステム事態の価格は安くなり、導入しやすい環境が整うはずです。

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