年末にきて、株が大暴落。
昨日は、都内出張で東京駅の前の株価ボードを眺めていたら、
メディアの方からマイクを向けられて株価動向の感想をインタビューされました。
最近は株もいじりませんし、素人ですから、
動向なんてわかるはずもないわけで、
昔、株をいじっていたころの悪夢が頭をよぎりました。
木材、生糸、こんにゃく。そして、株式相場
私の、親も、お爺さんも、先祖もいろいろな相場商品に手を出しては
泣いたり笑ったりしながら人生を歩んでいたわけですが、
今の私は、相場には関係ない人生なのです。
「山高ければ、谷深し」と申します。
相場のど真ん中で生きる醍醐味と苦しみは人より知っているつもりです。
よく、SS企業の経営者が原油価格動向などを論じますが、
リテール業者が原油相場を論じてみても意味がないと思います。
末端のアパレル企業が生糸相場を論じてみても、住宅産業会社が木材相場を論じてみても、
はたまた、おでん屋さんがこんにゃくや魚肉の練り物を原価を論じてみてもしょうがない。
リテール企業の問題は、どのようにして価格転嫁できるか・・・
「売り方」の工夫の問題なのですから・・・
そのことを「業態改革」といいます。
売るものが同じでも、商品企画と「売り方」の工夫で価値観が変わると云う事です。
そのことで、収益格差や企業間格差がつくわけです。
SS業界の馬鹿な経営者は、仕切り動向ばかりに目が行ってしまい、
自分自身で販売する商品に対するポリシーもなければ、価格は近隣の看板を見ながら決めています。
適正な価格で、まともな利益を出して、
社員諸君の労働の対価に充分に報いられるような給与体系を確立すべきです。
やはり、所得というものは、
汗を流して、頑張って本業で稼ぐものですね。
汗を流す人を大切にしましょう!!
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