ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油業界のシステムが大幅に変わるかも・・・

2018年12月19日 09時48分22秒 | Weblog

いよいよ冬本番といった景色の軽井沢。
灯油ビジネスもフル稼働、当社のサポートも忙しくなっています。
最近は、システムサポートよりも、販売手法やシステム環境の整備構築が増えてきました。

元売り統合により本格稼働するシステムもあります。
すでに、統合後を視野に入れたシステム開発も一部スタートしています。

これからは、勘定系システムよりも情報系データ処理も同時に行える
ERP系システムが石油業界でも中心になりそうですね。

既存の系列計算センターなどの対応は遅れ気味なので推移を見守っています。

POSなどの端末ではなくて、基幹系システムの課題なども表面化していることから
今後は大手ディーラーを中心に大規模なシステム構築が各地でスタートしており
今後、元売り統合などによりこの動きはさらに急速に進むことになりそうです。

来年あたりから、系列システムや計算センター系企業の整理統合が進むことになりそうです。


SS経営は情報取得がポイント

2018年12月19日 09時26分19秒 | Weblog

原油価格が下落しています。
しかし、リテール企業にとっては、仕入れ調達価格に即時に直接反映するわけではありません。
系列仕入や業転仕入に依存しているわけです。
直接原油を輸入して精製し流通に乗せるにはそれなりの時間とコストが掛かります。

リテール部門としては、販売市況をどのように維持して頑張ることができるのかが最大のポイントです。
仕切りが下がるタイミングの方が利益的にはフォローの風が吹いていると思います。

こんな時には、
原油の下落を論ずるよりも自らの市況構築と維持に傾注することで収益向上が望めるわけです。
その意味では、踏ん張りどころですね。

販売動向ばかりに目が行っているss業者は、
こんな時こそ、社内管理コストを引き締めて利益確保を実現するタイミングです。
一般管理費のコスト削減が企業体質を強化させ同価格で売っても耐えられる経営強化となります。
全国の安値市況情報などに振り回されているようではだめですね。

経営的に必要な情報と全く意味のない不要な情報の選択が必要です。
その意味では、情報のリソース(資源)が問題です。

本日も軽井沢で、石油メディアの皆さんと情報交換会。