団塊の世代が世の中からリタイアする時代。
子供の頃から同世代の人間が多くて競争にさらされてきた世代が世の中に放り出されるという感じです。
久し振りに同級生と顔を合わせると、
話題は年金と糖尿病のガンマーヘモグロビンの数値の話題ばかりが多くて笑えます。
まるで、
あいさつ代わりのように、炭水化物を少なくしよう、甘いものを控えようとか、毎日歩こうと励ましあって生きているようです。
私も毎月、主治医の先生に言われて健康診断しています。
主治医は毎月「須賀さん、どこかおかしいところはありますか??」なんて聞いてきます。
先生は「とにかく、運動しましょう!」というわけです。
家内は、あと、20年くらい仕事をしてね・・、なんて云いますが・・
そしたら90歳になってしまいます。冗談じゃない!!
週末には、朝起きると家内が枕元にゴルフウェアを揃えておいて、
「早く起きて、ゴルフに行きなさい。」というわけです。
それでも、体が順調で、世に求められて仕事があると云う事はありがたいと感じます。
同級生の多くは、やることが無くて暇を持て余しているようです。
朝起きて、
ネクタイを探して、ハッと今の自分の立ち位置が判るようでは、認知症の一歩手前なのです。
私の会社は、夏の間は私も社員もTシャツに半ズボン。
クールビズどころではなくて、自宅の中にいる気分で仕事をしています。
スタッフもお客様のところへ伺うときだけはスーツを着ます。
鳥のさえずりだけの森の中で、
犬の散歩をしながら、物思いに耽って、原稿の草案を練って生きていると
世の中の喧騒や景気の話なんてものは関係ないわけで、これが仙人の暮らしかな
こんな人生もあるのかと我ながら考えています。
軽井沢は「屋根のない病院」なんだそうです。