目覚めよ！！ 既存ＳＳ業界！！

朝、朝食を食べながらテレビを見ていたら、
イオンの「灯油宅配」のテレビコマーシャルが流れています。
次は、コメリの宅配灯油のコマーシャル。

長野県だけのローカルテレビネットですが、
石油業界以外の大手流通グループによる灯油販売戦略がテレビコマーシャルで流れる時代。
おそらく、全国各地のローカルネットでもＣＭが放映されているはずです。

一体、石油元売り企業の冬場の灯油戦略はどうなっているのか・・・・
販売業者が集まって「灯油祭り」などを開催しても、業界の自己満足だけで効果はいかがなものでしょう。

いよいよ、軟弱思考の石油リテール販売業界の課題が噴出してきます。
これまでは、ホームセンター価格に振り回されてきたのが、
販売業態の改革により、これまでよりも大きな課題が噴出してくるのかもしれません。

私自身、そのためのシステム開発を行いながら、正直なところジレンマを感じます。

もうボチボチ、既存業界が目覚めてもいい頃だとは思うのですが、
このままいくと、気が付いた時には、ＳＳ業界の「油外収益」も異業種による浸食を受けているのかもしれませんね。

まさに、情報取得の速度と対応が企業の明暗を分ける時代となっています。
脆弱で零細な販売業者が同業者間での仕切り情報のみに固執しているようでは、必ず淘汰される厳しい時代です。

ＳＳビジネスにも、もうすぐ、「次の時代」の扉が開きます。

灯油ビジネスをリードする、最新機能を搭載した「雪ん子」が稼働を開始しています。

灯油シーズンが到来して、ビジネスに関するお問い合わせやご相談が増えておりサポートスタッフも対応に追われています。
最近は、システム運用に関する問合せよりも、ビジネス展開の企画などに関する相談が多いようですね。

やはり、売るための企画、
そのための手法としては消費者からの新規受注をどのように拡大していくか・・、
などの具体的な拡販手法が増えているわけで、
特に、大手流通グループなどの灯油ビジネス展開などが注目されています。

当社で構築した、
「イオン宅配灯油」や大手フリート企業である「宇佐美」グループなどのシステムを駆使した展開が注目されています。
「雪ん子」は、単なる灯油を配送するためのシステムから、
本格的なＷＥＢビジネス展開を可能とする販売戦略システムとしての様相を呈しており機能は大きく変化しています。

他の追従を許さない、現場実務に沿った開発力と運用実績により、さらに販売戦略ツールとしての機能が大幅に強化されました。

特に、本年度はローリーメーカーである、
ＭＫ精工、タツノメカトロニクス、ハンディＰＯＳメーカーの富士通、との共同開発による、
ローリー連動を完成させました。さらに３Ｇ対応型の受注データ、売り上げデータの伝送システムなど
これまで、石油業界が課題としてきた事項について対応を完了。
すでに、今シーズンより最新システムがスタートしています。