ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

小型化する自動車

2012年12月15日 07時24分27秒 | Weblog

最近、車が小型化していますね、
高速道路を走っていても、軽自動車が目立ちますし性能がよくなって快適に走っています。
高級車の多い軽井沢のショッピングセンター駐車場などでも、小型車が花盛りといったところです。

先日、あるSS経営者の方と話していたら、
「ハイブリッド車よりも車の小型化のほうが気になるよ。」なんて言ってました。
燃費の良い軽自動車が増えてきて、燃料油の販売が気になるところです。

気がつけば、私の通うゴルフ場などでも高級外車などで来ていた友人の多くがプリウスなどに乗ってきます。
昔は、ベンツにレクサスが多かったゴルフ場の駐車場も最近では小型化しており時代が変わったものだと感じます。

時代の潮流なのでしょうか、
確かに、大型外車などで動き回ったバブルの時代から、シンプルでエコな時代に入っているわけです。
すでに、日本人にとって自動車はかつての「資産」から「下駄かスニーカー替わり」の時代になっているような感じですね。

かつて、日本がバブル花盛りの頃に、米国などへ出かけるとボロ車ばかりで驚いたものですが、
当時はアメリカ人にとってすでに車がスニーカー替わりであったという事でしょう。

ビルトインガレージの高級別荘が立ち並ぶ軽井沢ですが、
外の庭には、足代わりの長野ナンバーの四駆の小型RVが目立ちます。
TPOで車を使い分ける方が多いようです。

高速道路はポルシェでも100㌔、カローラでも100㌔なんて感じですね。
これでは、燃料油の減販は避けられないと思います。

テレビでおなじみの、元気な大学教授のTさんは、
女性ですが、大きな四駆の昔の東京電力のような黄色のFJクルーザーに乗って走っています。


灯油管理システムの位置づけが変化しています。

2012年12月15日 06時43分55秒 | Weblog

最近では、「灯油配送」がSS業界最大の「収益商品」ともなってきました。
今年は先物相場の含み益などもあり灯油に強い企業が「勝ち組」といった様相を呈しています。
今後はさらに、SSを起点とする「宅配ビジネス」としての展開による業態変革も見込めますから、灯油配送を起点とする宅配ビジネスの可能性はさらに拡大しそうです。
地域性や企業特性を活かした新たなビジネスモデルを創りあげることで「次の時代」に向けての展開が拓けてきそうです。

ここにきて、大手ショッピングセンターやホームセンター、さらにはコンビニ業界まで『宅配ビジネス』を積極展開する異業種が増えていますが、
いずれの業界でも「灯油」は、消費者ニーズの高いアイテムであるという見方では一致しているようです。
そんなわけで、最近では、異業種業界からのWEBを活用する「灯油宅配」の可能性に関する問い合わせが増えてきました。

ところで、異業種から見ると、「灯油配送」は危険物ですし、付帯する機器設備も必要となりますから、
商品アイテムとしての魅力はあっても投資的にはハードルが高いと言わざるをえないようです。
そんなわけで既存SS業界とのコラボレートなどを検討するところが多いようです。
すでにイオン系などでは全国展開を視野に入れた取り組みをスタートしています。
http://www.petras.jp/

SS業界にとっては、「庇を貸して、母屋を取られる。」ことのないようにしたいものですが、
これまで、定点型の設備産業という既成概念にとらわれている経営者が多いため頭の切り替えが必要だと痛感しています。

ビジネスモデルというものは、時代とともに変化しています。
高齢化や女性の社会進出により「御用聞き」型のドアtoドアの「宅配ビジネス」に注目が集まっているわけです。
コンビニ業界などでは「開宅ビジネス」などという言葉も使われており、いよいよ「宅配ビジネスブーム」がやってきそうです。

WEBを駆使しての受注やCTIを駆使した「コールセンター」などの設置により宅配ビジネスの窓口はさらに拡大しています。
これは、SS店頭の価格表示などとは次元の違う新たな販売競争がすでにスタートしているともいえます。

灯油配送システム「雪ん子」に関しても、時代の変化とともにユーザー様からの要望も多様化しており、
これまでの「灯油配達」のためのシステムツールから、さらに時代に合わせた多機能な内容を求められています。
このことは灯油システムそのものが、SS業界に定着してきたということでもあるわけですが、
今後は、さらに新たなビジネスモデルの創出を求められているともいえるわけです。

我々も、灯油ビジネスをさらに「深耕」する気概に燃えています。