ガソリンが高くなりましたね。すでに160円/㍑に到達したところもあります。
民主党は政権獲得の際に暫定税率撤廃を主張してきたわけですが、その後、状況は2転3転しています。
3か月間、160円を超えたら。。。、という事でしたが、
結局は、
東日本大震災の復興財源に充てること等を理由にしての政策変更。
東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律により、
2011年4月27日より東日本大震災の復旧及び復興の状況等を勘案し別に法律で定める日までの間その適用を停止する。
ということになったわけです。
大災害も、見通しの甘い無能な政治家にかかっては利用されてしまうということです。
政治では、石油価格の予測はできなかったという事でしょうが、甘すぎるような気がします。
さらに、ドサクサに紛れて環境税で増税とは・・・
「政権をとったら、減税。」なんてよく言えたものです。
消費税増税でアタフタしているわけですから、早く解散して国民に総意を問うべきですね。
国家財政が苦しいのなら、国民もできる限りの我慢はするはずです。
しかし、政治が稚拙すぎては怒りが爆発しそうです。
前回の2008年のときは、サブプライムローンなどの世界的な金融不安による原油高騰。
今回は、欧州を含む経済危機、そしてイランの核開発などによるホルムズ海峡閉鎖の不安、そして極東地域も北朝鮮のミサイル問題。
経済に不安材料が発生したり、戦争の危機が高まれば、原油が上がって、資源のない日本の円は下がります。
高速道路は無料にします。ガソリンは安くします。
今になれば、よく言ったものです。
政治家の皆さんは、『口はチョコレート、心は冷蔵庫、頭はパチンコ』
なんて、馬鹿にされないようにしましょうね。