ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

天気は良好です

2011年04月27日 11時12分10秒 | Weblog
原稿を書き終わって、提案依頼に応える資料作成も一応終了して、
今日は、夏休みの宿題が終わった小学生のような気分です。

昨日の雨もどこへやら、空は晴れて、空気も爽やかです。
こんな爽やかな空気の中に、放射能が混じっているはずもないと思うのですが、

連日続いたハードワークに疲れまして、生き抜きでもしてみたい気分です。

よく考えれば、私も63歳ですから、
普通なら定年退職している年齢なのですが、仕事はどんどん追いかけてきます。

仕事をしていなければ生きてはいけない性分なのですが、
ハードすぎるのも困ります。

人生でちょうど良いという経験をした時期がありません。
どうも「お金と時間」が両立しない人生という訳です。

「金があるときゃ、暇がない。暇があるときゃ、銭がない」
まるで、植木等の歌みたいなものですね。

今の自分は、
両方とも充分にありませんから、仕方なく仕事をしているわけですが、
近いうちに、満足できる日がある事を信じながら毎日を一生懸命生きていく。

月末のゴールデンウィーク前なので、
ゴルフ場はガラ空きのようです。

こんな日は、一人でゴルフ場へでも出掛けて、
キャディーさんをお伴に、散歩気分でプレーしたら
少しは、豊かな気分になれるかもしれません。

新しい、白いヘッドのドライバーでもテストしてきますか・・・
これが、ささやかな余裕と云うものなのかもしれません。

生き残るべき企業と淘汰される企業

2011年04月27日 04時38分57秒 | Weblog
SSビジネスの「生き残り条件」とは、
当然、1店舗当たりの運営管理費のコストダウンが最大のポイントです。

SSの運営オペレーションは、
運営店舗が多いほど、専用システムの有効的な活用で劇的にコストダウンが可能な時代です。
小さな課題でも、工夫することで運営店が多いほど、全体の効果は大きくなります。

すなわち、中堅以上の企業は『スケールメリット』を生かすことが出来るわけです。

ところが、大手特約店企業といえども
経営者の経営ポリシーや企業コンセプトが大きく異なります。
旧泰然として、変化に対して怠慢な対応の企業もあれば、
時代の変化を先取りして、企業としての分岐点を下げるための努力を重ねている先進的企業もあります。
これが、「経営格差」を生んでいます。

SSの1店舗あたり「運営管理費」のコスト格差は、
企業自体のコストでもあるわけですが、最大の要因は「人件費」となっています。
特に、「本社管理費」が最大の要因となっています。

これまでの傾向として、
元売の施策などで「売り勝つ」という視点に偏って、販売力に依存していたSS業界ですが、
「減販傾向」が顕著な現在では、賢い特約店企業は
ここにきて経営マインドが「採算販売」へと変化しているようです。

「安値、量販型」の経営展開に限界を感じている経営者も増えています。
店舗数が少ないのに、安売りで市況に悪影響を与えてきたような「ゴン太店」と呼ばれるSSの経営手法が限界に達したともいえます。

全体的に、減販傾向が強まるわけですから、
今後は、システム運用により社内管理オペレーションを下げる事が最大のポイントとなってきます。
セルフ化などで、SSの運営コストだけでは、コスト格差をつけにくいという理由もあるようです。
「システム」を駆使するという観点から見ても、店舗数が多い企業ほど経営効果が大きいわけですから、導入と運営に関する「コスト格差」は明確となっています。

経営規模による、格差拡大は今後急速に進むはずですが、
しかし、大きい企業が絶対に有利とはいえません。
やはり、経営者の考え方や能力により、結果は左右されるはずです。

大災害から派生している、全国の不況モード
色々な業種の業績の落ち込みを見ていると、
「万年不況」と云われる「ガソリンスタンド」ではありますが、
まだまだ恵まれているようにも思えます。

工夫と、努力で、まだまだ、ビジネスチャンスがありますね。

時代や消費者に求められる企業だけが「生き残る」と云う事です。

SSビジネスで、生き残るための「条件」は常に変化しています。
もはや単純な「安値販売」だけでは通用しない時代です。

夏場の需要期に向け、電力エネルギーの危機が迫っている中で
石油エネルギービジネスに対して、消費者やマーケットが何を求めているのか・・、
よく考えてみましょう。
エネルギービジネスの近未来が見えてくるはずです。

自らの経営を見直して、システムにより企業をスリム化し、
それぞれの経営分岐点を下げる努力が、まずは必要です。