ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油流通ビジネスのリエンジニアリングにむけて・・、 「お客様のよろこびが、我がよろこび」

2010年10月23日 06時25分44秒 | Weblog
北陸まで車で片道8時間の行程を車で日帰りです。
私が最近、眼を痛めておりまして運転出来ないため、随行のA君のほかに家内も運転サポート。

我々の大切なクライアント企業のために、今後のビジネス展開と今年の灯油戦略などについてのアドバイスと打ち合わせ。
実は、数年前から某企業の若手社長から業務改善に関する課題と具体的な改善アドバイスを求められておりました。

全国を巡回していると、各企業の経営者の方から本社管理業務の省力化などに関して共通した課題解決を求められる事が増えてきました。

ITを駆使した業務改善では社員の人的資質やマインドの改善まで必要となるケースも増えています。
業務改善に抵抗する古いスタッフの存在などもありますから、時間のかかる実に難しい課題ですね。

現実のところ、システムを駆使した業務コスト改善に関しては中堅企業よりも人材が豊富な大手企業のほうが、ドラスティック(徹底的に過激に)に思い切った改善を実行する事ができるような感じです。

国でも再び事業仕訳に着手するわけですが、
激動の真っただ中にある石油流通業界でも「待ったなし」の改善の時期を迎えているわけです。
すでに、元売りや大手ディラーでは合併や統合なども含めた全社的な経営コストダウンに取り組んでおり、
大胆な業務改善が進行しているわけですが、
地方ディラーなどでは職域を死守する古い社員の「抵抗勢力」の存在などもあり、改善が遅れているケースも多いようです。

「改善」による変化を嫌うネガティブな社員をどのように啓蒙しながら、業務管理コストを削減して収益構造を再構築できるか、
まさに、企業としての競争力を高めるための「リエンジニアリング」の真っただ中の作業です。

目的を達成するためには、具体的なツール(ビジネスソリューション)が必要です。

全国の有力ディーラーで実行してきた具体的な手法を加味しながら、其々の企業に合わせた構築を進めます。
この部分は、我々の実績とキャリアがポイントとなります。

最近私の仕事は、自らの石油流通ビジネス現場キャリアから蓄積された実証経験をクライアント企業の業務管理にフィードバックしながら「結果」を出すことです。

いつの間にやら、システム屋から現場最前線のコンサルティング業務まで求められておりまして、
私自身の業務領域も大幅に変化してきました。

まさに自分自身の使命も含めた「リエンジニアリング」が必要となっています。
ちなみに、コンサルティングとしての課金は頂戴しておりませんが、ビジネスとして成立するのかも今後の課題ですね。

石油畑で生きてきた、自分自身の石油業界に対する恩返しのような気持ちで取り組んでいます。