ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡

2010年10月02日 06時18分33秒 | Weblog
日本の石油流通ビジネスも、エクソンモービルのSSビジネス撤退のニュースなどから、
粛々と大きな流れに沿って動きだした感じがします。

閉鎖されたガソリンスタンドを見るたびに、想い出す一句です。

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡

円高が再び急速に動きだしました。
石油業界に限らず、製造業などをはじめとして、これから開幕するビジネスドラマの変化の流れは凄い事になりそうです。

閉鎖された工場やシャッター商店街、そしてSSから大型商業施設にリゾート施設。
自分も経営者として石油ビジネスに従事していたわけですが、
バブル崩壊後から現在に至るビジネスマーケットの屍を見かけるたびに、胸が詰まります。

それぞれの閉鎖された施設に経営者とそこで働いた人たちの人生ドラマがあるはずです。
真夏に汗を流して、冬には吹雪の中で仕事をしていたあの頃の顔が目に浮かびます。

世界経済と時代の流れの中で、枯れ葉のように漂う日本経済。
政治のせいにしたり、時代のせいにせず、しっかりと一歩、一歩、粛々と自分の道を進みましょう。

自分の無能さや不運を嘆いたり、他人の能力を羨んだりせず、ただ粛々と自分の道を進みましょう。

これから、また新たな人生ドラマが始まるのでしょう。
失敗に泣いたり、成功を喜んだり、

自分は、勝っても、負けても、毎日、「本気」で生きてみたいですね、

理屈だけで、何もできない人間なんてつまらない。

だから、「出来る。出来ない。」と「やる。やらない」だけは明確にして生きていきたいわけです。

人の事を
「あなたは、良いですね、出来るのだから、、、」なんて云いながら、
生きていたくはありません。人生、理屈じゃありませんよ。

「やる」か「やらない」か、行動力と意思決定能力が問われる時代となりました。

仮に、明日死ぬとしても、「さんざん生きたわい」とニッコリ笑えるような人生観を持つ事が夢なのです。

その時、私の創ったシステムを見て、誰かがつぶやくかもしれません。
『夏草や兵どもが、夢の跡』