ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

人材

2007年03月30日 18時04分40秒 | Weblog
本日は月末で金曜日。
いつものことながら月末はユーザー様からの電話やメールも少ないので、久し振りに一日ゆったりと仕事をしました。

気温も暖かくて、事務所の中もシーンとして誰も口をきかずにひたすら作業中と思いきや、みんななどかに眠そうな目をしています。たまには春の陽気に誘われてこんな雰囲気の職場もいいものです。

ところで、ビジネスが拡大しておりまして、人材が足りません。

群馬は全国2番目の求人率なのだそうですが、我々もソリューション開発からシステム営業、サポートができるスタッフの本格募集を開始しています。

業務の内容が特殊ですし、スキルもかなり高度なのでトライアルとしてのテスト試用期間を設けてシビアな人選をしなくてはなりません。

実際のところ、10人来ても対応できる人材は一人いるかどうかでしょう、この仕事の内容を理解していただいて、自分の力量と照らし合わせて「できること。できないこと」の判別を自ら理解できる人でなければ、結果としてお互いに気まずい思いをするだけで意味がありません。

個人の個性や感性(ビジネスセンス)の課題もあります。
クライアント企業も大手が増えてきましたので、ビジネスマナーなども一応の経験がなければなりません。

何より、問題なのは本人が自分自身のレベルやスタンスをきちんと理解しているかが問題です。その辺の社会的なキャリアについては年齢や職歴はあまり関係ないようです。

大手企業の在籍経験があってもだめな者はダメ。若くてもシャープに対応できる能力をもつ人もいる訳ですから、非常に難しい。

さりとて、当社が求める様な人材であれば、逆に相手から当社を選択していただけるのかという問題も当然あります。
欲しい人材には、無理をしてでも入社して頂きたいわけです。

これからは会社が人材を選ぶのか、人材が会社を選ぶのか?
紙一重の世界ですね。

早く、優秀な人材から競って入社を望まれるような企業にになりたいものです。
自分たちの企業そのものが、試練に立たされています。

スタッフ全員が一生懸命に努力しています。ですから人材については妥協できません。

我々を上回る実力とセンスの有能なスタッフに入社して頂いて、素晴らしい会社を作りたいですね。

3年間の総括

2007年03月30日 10時37分36秒 | Weblog
今だから、話せますが、
当社では過去3年間にわたり、某社とのコラボレーションにより、過去の開発経験と技術を生かした石油業界以外のビジネスソリューション開発をスタートさせ開発作業を進めてまいりました。

コラボレートということで開発経費として受領した金額をすべて新会社への増資に振り向け、その後自社で受け取った開発経費は数百万円と全体予算からみたら本当に微々たるものでした。何のことはない結果としてはすべて自費開発でした。

それでも当社の既存ビジネスの営業収益で自主的に賄いながら何とかプロジェクトを進めてきました。

提携企業の誠意のない対応により、一時はプジェクトが頓挫したら我々のすべての努力と作業が水泡に帰してしまうような危機的状況に陥りました。、下がるも進むも地獄のような状況からのリカバリー作業を継続してきたのです。

ビジネスフォーム企画、フローチャート作成、プログラム開発、現場でのシステム検証、カタログなどのドキュメント類の制作、そして販売のためのマーケティング企画、営業活動などすべてのビジネスフォームを立ち上げるためには膨大な期間と経費が必要でした。すべての業務負担を強いられるという孤立無援の本当に苦難の開発作業でした。

企業として、また、私個人としても受けた経済的、精神的なダメージは大きなものでしたが本日をもちましてなんとか初心を貫徹してリカバリーできる状況になりそうです。結果としてどうにかなったからよいものの大きな反省材料です。

いろいろありましたが、何とかすべてを解決して、当社独自の力で新たなビジネスとしてのリセットを完了することができました。

これからは、いよいよ新たなビジネスモデルがスタートします。

ゆきんこサポートセンターにとりましても新たに大きな発展のスタートにしたいと考えています。流した汗と涙の数だけ今日の喜びも大きいわけです。

ビジネスとしてはすでに、全国各地からのオファーが発生しています。

コンテンツは期間を掛けて試行錯誤を重ねた分だけ非常に完成度の高い、今までにない専用ソリューションとして熟成されました。

いよいよ4月から、焦らず、あわてず、落ち着いて新規ビジネスをスタートさせる予定です。もうここからはプロフェッショナルの世界です。

苦難の3年間にわたる開発作業が集結し、いよいよ気分一新で新ビジネススタートの段階にいたりました。

花見です。 鐘は上野か浅草か・・・

2007年03月30日 06時07分24秒 | Weblog
この間お正月が来たと思ったら、今日はもうすでに3月末ですよ。。
最近は時の流れを早く感じます。

都内では桜の花が咲き始めたようです。
ここ数年、この頃になると上野公園の桜をひとりで散歩しながら観に行きます。

たまには人ごみの雑踏にまぎれながら、一人で桜を眺めるのもいいものです。
明日の土曜日に出掛けてみようと思っています。

上野公園には国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館などがありましてブラブラと一人で美術鑑賞と洒落こみます。

実は上野動物園も大好きなのです。不忍池の傍には下町風俗資料館などがありまして江戸の時代小説が大好きな私にとっては楽しいスポットなのです。

そのあとは、寄席の鈴本へいって落語を聞いてから浅草周辺をうろうろして老舗の江戸の味を楽しんでみるのも楽しいものです。

佐伯泰英の「酔いどれ小藤次」か藤沢周平の小説の主人公になって江戸の貧乏長屋からの花見を洒落こみます。

実は、浅草周辺には「どぜう屋」、「豆腐料理屋」、「おでん屋」、「軍鶏料理」などの昔懐かしい老舗料理屋が今でもありまして、酒を少し引っ掛けながら料理を楽しむなんてこともできます。まさに、江戸の粋です。

百年以上も同じ商品で商う老舗料理屋の片隅で風情を感じながら酒を飲んでみると、老舗としての商売の風情を感じることができます。古びた腰板には元気のよいお姉さんが立っていて擦れた跡などもあります。そんな店の風情にも歴史が感じられて商売のあり方を改めて考えさせられます。

こんな時間の過ごし方もたまにはいいものです。機会があったら是非お勧めします。時間があったらアメ横散策も楽しいものです。

本日は、「お江戸のお花見ツアー」のご案内でした。