ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ダ・ヴィンチ・コードを観て来たよ

2006年05月28日 09時30分04秒 | Weblog
友人に気分転換を勧められたのと話題につられて、「ダ・ヴィンチ・コード」を見に行ってきました。話題の映画だけあってシネコンは凄い込み方でした。前から5列目の席でしたので画面が近すぎて首と目が疲れましたが久しぶりに見ごたえのある映画です。

女子高生のグループから熟年層まで客層や性別が広いのにもビックリしましたが、内容が理解できないのか途中で帰る人が多いのにもびっくり。高校生は携帯メールを操作していたり、話題作とはいっても宗教的な部分が多いので退屈なのでしょうか確かに、アベックでデートしながら見る映画ではないでしょう。

私としては、むしろ宗教と政治的な背景に対する課題を感じました。キリストは神なのか、単なる人間であったのか。現在世界で起きている紛争の背景にはキリスト教が異教徒とするイスラム教をはじめとする色々な宗教との対立があります。

それぞれの宗教が「この人が神なのです。この教えを信じれば幸せになれます。異教徒は排除しなさい。」と現在でも悲惨な戦争を繰り返しています。一体宗教とは何なのだろう?

日本人の多くは生まれた時と七五三で「神社」へお参りに行き、結婚式には「教会」のキリストの前で愛を誓います。「神前」で天照大神に愛を誓っても抵抗ないでしょう。最近の多くの若い人達はウェディングドレスか金襴緞子の花嫁衣裳かをファッション性を中心に選択しているようです。その上死んだら「お寺」でお坊さんにお経を上げていただいて人生の終焉を迎えるわけですから。日本に駐在する神様は忙しい事でしょう。

日本人ほど生まれてから死ぬまで色々な神様や仏様とうまく付き合える人種はいないでしょう。しかし、これも悪い事ではないでしょう。色々な神様や仏様と仲良く平和に生きる事も賢い生き方です。ですから、ベンツに乗ってゴルフに行って、高級クラブで飲んでる和尚さんや、お洒落でリッチな神父さんもいらっしゃいます。冠婚葬祭業は確かに儲かります。

SSをお寺か神社、教会にでも変えて石油販売業から転職したらどうでしょう?
これからの人生、新たな伴侶と、どの神様の前で愛を誓う事にするか真剣に悩みそうなのです。
こんな事を考えるから私の人生には、ろくな事がありません。
何も考えず、疑問も持たずに生きる事の方が賢いのです。
でもそれでは、面白くないのです。
なんて考えながら、寝転んでテレビを観てる日曜日であります。