ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

「D‐TAX」の立ち上げ作業

2006年05月27日 07時12分11秒 | Weblog
軽油税納税管理システム「D‐TAX」の立上作業が本格化しており、スタッフは毎日構築作業で多忙です。年が明けてから市場からの反応が高まりお陰さまでクロージング案件が増加中です。

軽油税関連の作業は専門的な知識が必要ですから誰でもできる作業ではないので作業スタッフが不足気味です。綿密なスケジュール調整をしながら作業を進めています。企業規模や問合せの中身、開発予算も多様ですから打合せ対応業務も大変で未だビジネスフォーム自体の構築を模索中といったところでしょうか。

同じ業種の仕事をしていても企業毎に業務手順は異なっていますから我々にとってもいい勉強になります。ケーススタディを積み重ねることで完成度も高まります。事例を挙げて省力化の提案を行います。

短期間で成約し即時構築着手する案件と長引く商談など内容も色々です。今月は商談開始後当月内に構築完了というスピーディーなケースにまで対応しました。逆に一年掛かっている案件もあります。

子会社にシステム会社を持っているような企業で構築に時間が掛かり、逆に大企業でも担当者の理解度により非常に構築時間が短いケースもありシステム構築の難しさを感じています。構築に時間が掛かるケースは色々な部署の意見を取りまとめる作業に時間が掛かりすぎる難点もあるようです。そのような作業ではレアケース対応などが形骸化しており作業がわざわざ面倒に手法になっているのも原因のようです。

それぞれの部署で、担当者がエクセルなどによるデータ集計を行いデータの再手入力が繰り返されているようなケースは最悪です。基幹業務統合システムはデータウェアハウスで社内流通データを一元的に処理しますから非常に簡略化できるのですが、その事で現在の自分の業務がなくなる人もいるわけですから若干の抵抗も出てきて大変です。

「D‐TAX」はほとんどのデータをテキスト・CSV形式で書き出したり読み込む事が可能ですからデータの取り扱いは自在です。しかも「データ集計マネージャ-」という集計専用のプログラム制作のための独自プログラムを内蔵していますから、多様な流通の集計作業は誰でも可能なのです。

システム機能が高度であるだけに提案説明作業にも時間が掛かります。
現在の我々にとっては「時間」が構築経費なのです。とにかくスピードがポイントとなっています。