ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

本物志向とプロ仕様

2006年05月12日 14時55分16秒 | Weblog
どんな業種でも、プロと言われるレベルの人間と一般アマチュアが使用するツールは異なります。我々のコンテンツはどちらかというと「プロ向き」です。一般の石油業者では使用しない機能が多く含まれています。それだけに開発、販売、メンテも難しいといえます。

特に、「軽油税」や海上流通(バンカー・ボンド)、輸出入関係から為替対応などまで含めますとそれなりの「知識」と「経験」が必要となります。当然クライアントからの要望レベルも高いので対応が大変です。

「可能」「不可能」や課題解決手法を「その場」での判断として求められる事も多いため、プログラム構造が頭にないと営業商談もままなりません。

例えばプロの料理人が使う包丁から100円ショップで売られている包丁まで、包丁でも色々あります。プロ仕様は見掛けが同じでも「切れ味」が違います。素人が使ったらその「差」がどのくらい識別できるのかは営業上の問題でもあります。

当然スタッフの資質も問われます。プロ仕様の数万円の包丁と500円の包丁では家庭で素人が使う分には見た目は変わらないし区別はいらないかもしれないのです。

我々が開発した石油ソリューションが大企業の開発よりも優れていて価格が安いとしたら明確な将来展望も見えてくるはずです。私の友人でモータースポーツの部品やゴルフクラブで日本の一流といわれるクラフトマンに育った人間がいますが、かれらの創業当時の苦労が良く判ります。

あと数ヶ月で、我々の「プロ仕様」が本物なのか、判る時が来るはずです。
楽しみです。

システム屋

2006年05月12日 08時15分55秒 | Weblog
ソリューションビジネスは単なるソフト屋ではありません。
パッケージ製品の「売り子」であれば操作が判ればなんとかなるかもしれません。

SEとしては現場でユーザーから指摘された課題事項について、頭の中にあるプログラム構造に基づき可能、不可能や対案、または、さらに一段上の素晴らしい提案がタイムリーに出せなければビジネスにつながりません。

最近のコンピューター環境は、お年寄でも使えるインターネットから子供が楽しむゲームソフトまで身近になっています。
素人でしたらエクセルやワードが出来たら一応合格ですが、同じコンピューターを使用しても非常に高度な作業を行うことも出来ます。

仕様用途が数年前とは格段に異なってきました。
出来る事。出来ない事も明確になっています。
簡単そうでも非常に難しい事もあります。
逆に、難しそうに見えても、簡単な事もあります。

表面的にはプロとしての仕事と素人としての仕事の区分がつきにくいのが現状でしょう。

プロはプロらしく、プロ意識を持つ必要があります。
実力の世界です。