ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

企業が抱えるいろいろな課題

2006年03月18日 08時39分57秒 | Weblog
どんな仕事でもそれぞれの業務の専門的で特殊な課題を抱えています。
ビジネスソリューションとは企業の抱えるそんな「課題」を解決するシステムのことだと考えています。
企業活動にはそれぞれ実際の業務に携わった経験がなければ見えてこない課題が多数あります。

一口にソリューション開発といっても最初に利益追求があって制作されるソリューションもあれば、実務経験の必要性から生み出されるソリューションもあります。課題を抱える企業や業界から求められて開発されるソリューションもあるでしょう。ソリューション開発企業が開発して販売するコンテンツは市場(業界)からの必要性(ニーズ)が高いほど求められているコンテンツとなるはずです。導入企業側では当然のことながら「経費対導入効果」が問題になります。

販売サイドの採算性では必要とする企業が少なければ販売見込数量は少ないはずですが、高度で複雑で開発コストを伴うものは必然的に高価な販売するコンテンツということなります。

開発企業側では市場での必要性と開発販売サイドの価値観を一致させるためのマーケティング調査活動がポイントなのでしょう。

例えば、石油業界における「軽油税納税管理」では納税金額も規模によって大きな格差があります。当然作業量や内容についても大幅に異なります。小規模で簡単に済む事ならシステムもコストにあった低価格でなければ導入する事はできません。一方、膨大なデータ量を処理しながらコストを掛けなければならない規模の企業では導入経費対高価にみ合った価格であれば絶対に必要となります。

全く同一のシステムでもERPソリューションでは、企業の規模によって構築手順や期間も異なりますからコストは全く変わります。開発企業である我々としてはその辺の運用環境に見合っての販売価格設定が必要となります。特殊な部分では実務経験がなければ有効な手法を提案する事ができません。

石油流通業界の最前線で永い間生きてきた自分も現場で多くのの業務課題を抱えていました。「ゆきんこサポートセンター」が石油業界に提供する製品の最大の強みは現場での豊かな業務経験とニーズから生み出されたソリューションである事です。あとは、適正な価格で市場に提供する事が我々の使命です。

その事が我々に与えられた「課題」、すなわち、ソリューションであると考えています。