ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

何が売れるのか? SS基点の「宅配流通ビジネス」の可能性

2006年03月01日 20時49分24秒 | Weblog
現在ホームセンターがみずから灯油配送をしていない理由として、灯油を切り口とする「宅配流通ビジネス」の可能性を模索している段階だからです。

SSでは大量の顧客データを抱えています。ホームセンターも顧客データの囲い込みに熱心です。コンビニエンスストアのセブンイレブンのように不特定多数の現金客を抱える業種でも「宅配流通ビジネス」を模索中ですから今後はいろいろな分野で「宅配流通ビジネス」は活発な動きをみせるはずです。

SS業界ですでに行っている「宅配流通ビジネス」である灯油配送に関しても現在の配送体制と機動力を前提として今後は関連商品の「何が売れるのか?」は大きな可能性を持った課題ともなっています。
地域の顧客データを「経営資源」として掘り起こして有効に活用する事に関してSS業界はまだ優位に立っています。もちろん、地域性や業態によりそれぞれ異なった条件もあるはずですから、独自性をもった展開が必要となるのでしょう。

例えば、生活用品や地域特産物や高齢化などを切り口に創造性を発揮する企業もあるでしょう。
灯油ビジネスの永遠の課題であった「季節商品」としての克服なども工夫する事で克服できるかもしれません。

現段階では、大手ディーラーの「ホームライフ事業部」などのビジネス展開に注目です。すでに、総合的にホームエネルギーや住宅産業なども行っているわけですから、いろいろな可能性を持った企画が立てられています。

トイレや風呂のから水道の蛇口などの機器類、リフォームビジネス、車検販売、保険セールス、洗車は高級車を狙った高額な「お預かり洗車」など、まさに「書を捨てよ、街に出よう」といった感じです。

「宅配流通ビジネス」を起点としたら商売のアイデアはまさに無限です。
SS業務経験のある定年退職者の再雇用なども活発になりそうです。
徹底したエリア戦略とドアツードアによる顧客囲い込み戦略は全て既存の顧客データである灯油配送管理システム「雪ん子」をもとに組み込まれます。

軽油税納税申告に関する専門知識 ②…申告帳票作成

2006年03月01日 16時47分34秒 | Weblog
軽油税納税申告帳票は通常3枚複写でドットプリンターという昔のカタカタと音のするプリンターで打ち出す仕様となっています。それぞれの企業で毎月発生する取引先については予め用紙に印刷されたものが所轄納税事務所から支給されている場合もあります。

「D-TAX」では汎用のA4の白紙用紙に対して通常お使いのレーザープリンターで直接印刷できます。「D-TAX」を使用している元売や大手企業ではすでにこの方法で申告帳票を作成しています。
印刷開始前にプレビュー画面により、実際にプリントアウトする帳票を画面で確認してから印刷する事も可能です。

システム担当者さまへ

2006年03月01日 16時46分34秒 | Weblog
石油販売企業が灯油システムなどを導入して立ち上げるとなると、一番悩むのが実は企業のシステム担当者様です。技術的課題や作業負担などが発生するのではないかと憂慮されるケースもあるようです。計算センターや自社コンメーカーとの技術的なやり取りは全て「ゆきんこサポートセンター」の経験豊富なスタッフが立上作業のほとんどを承りますから全く心配はありません。

電話やメールによるサポートも行っています。緊急の場合には全国何処でも伺います。